転売・せどりは簡単に初められ、簡単に稼げる時代ではない?!

副業・転売せどり

転売・せどりはもう稼げないか?

最近転売、せどりはもう稼げないと言われる方や情報を目にする機会が増えてませんか?

ではどうなんでしょう?

結論として、現在の転売・せどり市場は、かつてのように「誰もが簡単に始めて稼げる時代」とは言えなくなってきています。

理由として、競争の激化やプラットフォームの規制強化、市場の変化などが挙げられます

但し、工夫や戦略次第では、依然として利益を出せる余地はあるとも言えますし、稼いでいる方も多くいます。

扱う商材やプラットフォーム等でその状況は違うかと思います。

転売せどりは比較的少額から始めやすく、シンプルなビジネスモデルゆえ再現性があります。

現在では中古品への抵抗を持たせる方も減ってますので、中古転売の垣根は下がっていると言えます。

また、メルカリ、ヤフオク、ラクマトスマホ1台で容易に出品できる環境も整っています。

ただ、その反面で簡単に初められる為、出品者が増えているのも事実でしょう。

出品者が増えれば需要より供給過多になり、価格破壊が起きます。

昨年前まで6,000円~8,000円ぐらいで売れていた商品が今や3,000円でも売れないなんて事もザラにあります。

不良品販売として家のものを処理したい目的ならそれでも良いかもしれませんが、副業や本業で独立している方には死活問題です。

それに加え、難易度を上げているのがプラットフォームの規制です。

出品者が増えれば好ましくないものも出品される方もいるようで、多少の規制は致し方ないのですが、アルゴリズムの変更は大きな打撃です。

商品が劇的に売れなくなってしまい、継続の危機になってしまいます。

クレカで商品を回している方は、撤退を考えなくてはならない程深刻な状況です。

ではどのような課題があるのか。また対策はあるのか羅列しました。

競争の激化

多くの人が転売やせどりに参入し、特に人気商品や利益率の高いジャンルは競争が非常に激しくなっています。

これにより、商品を仕入れても思ったほど利益が出せなかったり、在庫を抱えるリスクが増えてきています。

対策はあるのか?

  • 差別化を図る: ニッチな市場や専門分野にフォーカスすることで、競争を避けることができます。希少性を考えれば、コレクター向けの商品や専門的な知識が必要な商品を扱うことで、競争が少ない市場で勝負することが可能です。
  • リサーチ力を高める: 市場の動向を敏感にキャッチし、ライバルがまだ気づいていないトレンド商品を見つけることが大切です。トレンドの早期発見は競争に勝つ鍵です。

プラットフォームの規制強化

メルカリやAmazonなどのプラットフォームでは、近年、転売業者に対する規制が強化されています。圏外飛ばしや出品規制、アカウント停止など、規則を守らないとビジネスが成り立たなくなるリスクが増しています。

対策あるのか?

  • 規約の遵守: プラットフォームごとの利用規約をしっかり理解し、違反しないように注意することが必要です。また、規約変更に素早く対応するために、常に最新情報をチェックすることが大切です。
  • プラットフォームの多様化: 1つのプラットフォームに依存せず、複数の販売チャネルを持つことで、リスク分散ができます。メルカリ、ラクマ、ヤフオク、eBayなど、異なる市場に展開することを検討していかねばなりません。

市場の変化

消費者の購買行動や市場のトレンドは変化しています。

環境意識の高まりやサステナブルな商品の人気の上昇、または新しいライフスタイルに合った商品が注目されています。商品の流行りのスピードは早く、その対応は容易ではありません。

対策はあるのか?

  • トレンドへの敏感さ: 新しいライフスタイルや消費者のニーズに合った商品を見つけることが重要です。エコ商品やリサイクル品、中古品の需要が高まっています。

仕入れの難易度の上昇

以前に比べて、利益率の高い商品を見つけることが難しくなっています。情報が広まりやすくなったため、特定の商品が短期間で市場に出回り、価格競争が起こりやすくなっています。

セカンドストリートやハードオフなどの店舗が増えており誰もが仕入できる環境です。皆が知っている情報だけで、安易に仕入れると既に供給過多の商品を抱えてしまうリスクがあります。

対策あるのか?

  • 独自の仕入れルートを確保: 卸業者や直接仕入れ先との関係を築くことができれば、一般のせどらーが手に入れられない商品を取り扱うことができます。
  • 海外市場を活用: 海外からの仕入れや、逆に日本の商品を海外に転売することで、国内市場にとどまらずグローバルにビジネスを展開できます。
  • ニッチな商品:陳列されている商品の中でも皆が購入するような商品ではなく、ニーズはあるけどまだ認知度は低い商品を探せればチャンスです。

初心者が参入すべきか

現在、転売せどりを始めようとする人にとって、以前のように「簡単に始めて稼げる」時代ではないことは確かです。

しかし、全くチャンスがない訳ではありません。

転売せどりの魅力は、

  • 少額から始める: 初期投資を抑え、リスクを低減しながら経験を積むことが大切です。中古品や低コストの商材から始めると、失敗してもリスクが小さく、学びが得られます。

では、何をしていくべきか?

  • リサーチに時間をかける: 商品選定と市場調査は転売ビジネスのとても大事な事です。需要と供給のバランスを考え、ニーズある商品を見つける経験とスキルを養う必要があります。
  • スキルアップを重視: 販売スキルやマーケティング、写真撮影の技術、商品説明文の作成能力を高めることで、同じ商品でも他のセラーより有利に販売できるよう研究していく必要があります。

副業としてどうなの?

転売せどりは、初めから誰もが簡単に稼げるという時代ではなくなっていると思います。

この流れが加速するのか?

それとも稼げないから辞める方が増え、落ち着くのかわかりません。

稼ぐには、時間をかけて経験を積み、試行錯誤する必要があります。

もしそのような「時間がない」、「試行錯誤するのはちょっと」と考えるなら無理はしない方が良いでしょう。

目的がお金であるなら、自分に合ったアルバイトを探した方が断然効率的です。

来月から最低時給も変わりますよね。

副業をすることで、収入はアルバイトのように決まっておらず、激増する可能性は勿論あります。

ただ、それがいつか?わかりませんし、皆がそうなるとも言えません。

選択肢が多くありますので迷ってしまいますが、自分に合ったものを選べることが長続きの秘訣かと思います。

転売せどらーの中には、このような状況なのでコンサルタント業での活路を模索されている多くいるようです。それも選択の1つかと思います。

ただ、そのスキルや情報が目まぐるしく進行している現在で活かせるかを新規参入者が見極めるのは容易ではありません。

初めるのが難しいからコンサルや副業塾へ入った方が安心となるのはよくわかりますが、十分注意が必要です。

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