副業をやめよう思った時
副業を初めようと思い付き行動に移すが、早々簡単に結果が出るものではありません。
初める前に感じていた高いモチベーションは急降下するものです。
周りやネット上で成功している人を羨ましがり、自己否定したくもなります。
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ですが、副業も事業である以上、そう簡単に結果がでなくて当然です。
会社員や公務員のような勤め人ですと決められた時間内に仕事をしてお金を貰えるのが当たり前と考えていますが、事業はそうはいきません。それが現実として起きた時にやる気が無くなるのは不思議な事ではありません。
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では、副業をやめるか続けるか悩んだ時にどう考えるか?
いくつかの要素を考慮して判断することが賢明です。
冷静に自己分析してみると良いでしょう。
目標と成果の一致
- 副業を始めた時の目標と現在の成果を比較してみてください。目標に近づいているか、あるいは達成したかどうかを確認します。
- もし目標が変わってしまっているなら、その新しい目標に副業が貢献できるかを考えてみましょう。
時間とエネルギーのバランス
- 副業がメインの仕事やプライベートの生活にどのように影響しているかを検証しましょう。
- 疲労が溜まりすぎている、メインの仕事に支障をきたしている場合、続けることが難しくなるかもしれません。
- 逆に、副業がリフレッシュになっていたり、新たなスキルを得る助けになっている場合は、そのプラスの影響を考慮して続ける価値があるかもしれません。
経済的な利益
- 副業が経済的にどれくらいの利益を生み出しているかを客観的に見てみましょう。時間や労力に対する報酬が十分かどうかを判断します。
- 副業によって将来的なキャリアや収入の可能性が広がるかどうかも重要なポイントです。
興味と情熱
- 副業に対するモチベーションや情熱が維持できているかを確認しましょう。興味が薄れてしまった場合、やる気を取り戻せるのか、別の副業に切り替えた方が良いのかを考えます。
- 副業が新たなスキルや知識を提供してくれるのであれば、続けることの意義があります。
長期的な視点
- 副業を長期的な視野で考えた時、自分にとってどんな影響があるのかを考えます。
- 副業がメインの収入源に成長する可能性があるなら、その可能性に賭ける価値があります。
ストレスと健康
- 副業が過度なストレスや体調不良を引き起こしていないかをチェックします。副業が原因で健康に悪影響が出ている場合、無理をする必要はないかもしれません。
これらの点を総合的に考えた上で、現在の自分の状況に最も合った選択をすることが大切です。
でも、周りの目が気になると思いの方は・・・。
副業をやめる時に周りが気になったら
副業をやめると決断した際に、周りの反応が気になってしまうのは自然なことです。
しかし、最終的には自分の健康やキャリアにとって最適な選択をすることが大切です。他人の反応に対してどのように考え、行動すべきか整理してみましょう。
自分の優先順位を確認する
- 先ず、あなたにとっての最優先事項は何かを明確にしましょう。健康、メインの仕事、家族、将来の目標など、自分が最も大切にするものに集中することが大事です。他人の意見や反応があなたの価値観や優先事項に影響を与えないようにしましょう。
他人の期待を正確に捉える
- 周りの反応が気になるのは、他人の期待を感じているからかもしれませんが、実際にはその期待があなた自身の思い込みである場合もあります。
- 周りの人が本当に何を期待しているか、もしくは期待していないかを正確に見極めるため、必要であれば率直にコミュニケーションを取ることも有効です。
他人の意見は参考にするが、決定権は自分にあることを理解する
- 他人の意見を聞くことは大事ですが、最終的な決断はあなた自身がすべきです。
- 友人や家族が心配したり助言をしてくれる場合もありますが、彼らはあなたの全ての状況を理解していないこともあります。ですので、あくまでアドバイスとして受け止め、自分の判断で行動しましょう。
自己評価を高める
- 他人の反応が気になる背景には、自分自身の決断に対する自信不足があることもあります。
- 副業をやめる理由や、自分がなぜその決断をしたのかをしっかりと整理し、自己評価を高めることが重要です。自分にとって最善の選択であると確信できれば、他人の反応に対する不安も軽減されます。
柔軟な姿勢でコミュニケーションを取る
- 副業をやめる理由や背景を周囲の人に丁寧に説明することで、彼らも理解しやすくなります。「自分にとってこれが最適な決断だと感じている」と率直に伝えることで、周囲も納得してくれることが多いです。
- 特に、共に副業に関わっていたり、サポートしてくれていた人たちには感謝の気持ちを伝え、関係を円満に保つように心掛けましょう。
自分のペースで決断する
- 周りの期待や反応に急かされることなく、自分のペースで決断することが大切です。副業をやめるかどうかの決断は、あなた自身の状況や目標に基づいて下されるべきです。自分にとって最も良いタイミングで行動しましょう。
最終的には、他人の期待よりも自分の幸せや満足感を優先することが大切です。やめることで自分が前向きに進めるのであれば、その決断は正しいと言えるでしょう。
多少の周りからの批判は織り込み済みで判断が必要です。特に配偶者や親などから批判されると感情的になりがちですが、感情的にならないように自身を制御する必要があります。
事業者として決断は大事な事です。
時には辞めるのも事業者として必要な判断です。傷口を広げてからでは辞めた後、再チャレンジまでに多くの時間を費やすことになります。
副業を達成できている比率は?
副業を始めて辞める人の比率は、約40%以上と言われいます。この数字は、続けているうちに想定していた利益が出ない、または時間管理が難しいと感じる人々が多いことを示しています。特に、副業を始めてから最初の6か月から1年の間に辞めてしまう人が多い傾向があります。
正確な数値はありませんし、どの程度を続けていると言えるかの定義も不明確です。
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一方、目標金額に到達できる人の比率は非常に少なく、15%程度と言われています。この成功率は、継続的な努力、時間の投資、適切な戦略が重要であることを強調しています。
成功したと言われる方も最初からトントン拍子の方ばかりではないでしょう。
何度も失敗したり、辞めて違う事をしたり試行錯誤を繰り返し目標金額に到達できた方の方が多いかと思います。
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無理して続けるより、他のチャレンジをした方が目標金額に早く到達できる事もあるでしょう。
その為にも「小さく初める」事がとても大事です。
初期投資を大きくして初めてしまうとやめ難くなります。
また、辞めた後に残債があったり、新規への資金がなく再チャレンジが直ぐにできません。
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辞めるか?続けるか?の判断は非常に難しいです。
よくよく検討する必要はありますが、長々と考える時間を費やすのは得策ではありません。
一生懸命取り組んだことであれば、何かしら得るものはあったと思いますよ。
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