出品者が避けたい『いくらまで値下げできますか』の質問とその対応法

副業・転売せどり

いくらまで値下げできますか

最近多くないでしょうか?

「いくらまで値下げできますか?」の質問。

出品者として非常に困る質問です。

なぜなら、この質問をする人の意図がわからないからです。

恐らく、非常に大きな値引き金額をすれば購入頂けるかと思いますが、そうでないのと・・・

経験上、「いくらまで値下げできますか?」を真面に答えた結果、その後は無視が多いです。

良くて「検討します」でその後、音信不通です。

出品者にとっては非常に不愉快でしかありません。

メッセージとして記載するので、他の方にも当然知られます。

購入するか迷っていた人が「なんだまだ値下げ余地あるんだ。では、まだ買うの止めよう」となる可能性もあります。他の方から「では私にその金額で購入させて下さい」とメッセージがありますが、レアケースです。

結論として、金額提示はしない方が無難です。

もしくは「いくらでのご購入希望ですか?」と返答すると良いでしょう。

ただ、この返信をすると8割以上がその後連絡がありません。

ダメ元であれば、一旦「今時間ありますか?」と交渉の場を設けます。

それに応じた際に「いくらでの購入希望ですか?」と次のステップで尋ねるのも一つです。

本気で購入意欲があれば、金額を提示されます。

返信時に「尚、大幅値引きはご勘弁ください」の文面を入れておくととんでもない値引き金額の提示を抑止になります。

購入希望者はどんな人

では、「いくらまで値下げ可能ですか?」と聞いてくるのはどんな人なんでしょう?

いくつかの状況が推測できます。

このような質問をする購入者のタイプや心理を理解しておくと、対応がしやすくなるでしょう。

価格相場を把握していない初心者

初めてその商品を購入しようとしている人や、相場感がない人が値引きの上限を確認したいと質問している可能性があります。

このような購入者は「どれくらいの値引きが一般的なのか?」と不安に感じていることが多いです。値引き交渉に慣れていないため、出品者が提示する金額を参考にしたい意図があると考えられます。

最安値を引き出したい交渉慣れした人

メルカリで頻繁に交渉を行う人の中には、まず出品者がどれくらいまで値下げに応じられるかを探ることで、最も安く手に入れることを目指している人がいます。

このタイプの購入者は具体的な希望金額を言わずに、出品者が自分の基準でどこまで下げるかを見ていることが多いです。中には出品業者や類似商品をは出品している出品者がおり、ライバル動向調査の可能性も否定できません。

軽い気持ちで交渉を試みる冷やかしタイプ

交渉自体に大きな関心があるわけではなく、興味本位で「どこまで安くできるのか」を確認している人もいます。

このタイプの購入者は、価格を提示されても購入しない可能性が高く、値下げ後に無視する傾向があります。明確な購入意思がないので、「思ったより値引き幅が少ない」と感じるとすぐに引き下がります。

複数の商品と比較している人

他の出品者や商品と価格を比較している人が、最終判断のために値引きの上限を知りたいと考えているケースもあります。

この場合、交渉の結果次第で購入を決める可能性もありますが、複数の商品を同時に比較しているため、反応が遅れる場合もあります。

対応策のポイント

購入意思が曖昧な場合が多いため、値下げの限度を尋ねられたら、直接的に金額を提示せずに「ご購入の意思がある場合に限り、少しお値引きできます」と購入意思を確認することで、本気度を見極めるのが無難です。

また、「ご希望の金額があれば教えてください」と希望金額を聞くことで、無理な交渉を回避できることもあります。

このように、相手の意図やタイプを理解しながら対応することで、無駄な交渉を減らし、スムーズな取引につなげることができるかもしれません。

即購入と言うのではなく、どちらかと言えば購入意欲が低いので余り期待して対応をすると後々失望感が残る可能性が高いでしょう。

購入希望者のモラル低下

メルカリ利用者の急増に伴い値引き交渉においてモラルの低い購入希望者が増えていると感じたり、嫌な経験をしている出品者も多いと思います。

出品者としては、無理な値引き交渉や常識に欠けるやり取りにストレスを感じます。

このような問題の背景には、以下のような理由が考えられます。

スマホでの手軽な取引
メルカリはスマホで簡単にやり取りできるため、気軽な気持ちで値引き交渉を行う人が増えているようです。ユーザーの多くが手軽に交渉できる分、出品者側の立場や商品価値を軽視した交渉が増えている可能性があります。

相場感の欠如
初心者や相場を理解していないユーザーが値引き交渉をすることも多く、常識を外れた価格を提示するケースも少なくありません。特に専門知識が必要なジャンルの商品では、相手が価格の適正さを理解できていないことが多いです。

匿名性の影響
メルカリの匿名性は便利ですが、相手の顔が見えないため、礼儀を忘れがちな傾向があります。この匿名性が、強引な交渉や無理な値引きを要求するモラルの低い行動に繋がる場合もあります。

交渉の文化
メルカリでは「値引き交渉が当たり前」という風潮が根付いているため、一部のユーザーが必要以上に安く買いたいと感じ、出品者に無理な交渉を仕掛けることもあるようです。

    対応策としては、事前に交渉の条件を明記したり、相手に応じすぎないようにすることが大切です。

    また、定期的に相場を調べて適正価格を設定することや、相手のモラルに問題があると感じた場合はブロック機能を活用することで、ストレスを減らせるようにするのが良いでしょう。

    「いくらまで値下げできますか?」の対策

    「いくらまで値下げできますか?」という質問は、購入者が具体的な金額を提示せずに期待値を探ってきた以下のような対応が有効です。

    価格を明示する
    「現在の価格ができる限りのお値下げ価格です」と伝え、価格が最終であることを明確にすることで、無理な値下げ交渉を避けやすくなります。これで反応が悪くなった場合、その購入者のモチベーションは低い可能性が高いので、時間を節約できます。

    条件付きの値下げを提案する
    条件付きで値下げが可能であることを伝えるのも一案です。「〇〇〇円までならお値下げできますが、ご購入の意思がある場合のみ対応致します」と条件をつけることで、本気度が分かり易くなります。実際に購入意思のある方であれば、前向きに応じてくれるはずです。

    逆に購入者に希望価格を聞く
    「ご希望の価格がございましたらお知らせください」と購入者に具体的な提示を求めると、適正な価格での交渉がしやすくなります。これにより、無理な値引き額を提示された場合は、「その額での対応は難しい」とすぐにお断りでき、柔軟に対応できます。

    最低限の値下げ幅を設定する
    値下げ交渉が予想される商品には、あらかじめ「〇〇円引きまで対応可能です」などと明記し、対応可能な範囲を設定しておくと、交渉がスムーズになります。この方法は相手にも誠実に見え、過度な交渉を防ぎやすいです。

    無理な交渉には丁寧にお断りする
    常識を外れた金額が提案された場合は、「ご希望に沿えず申し訳ありませんが、この価格が限界となります」と丁寧にお断りするのが良いです。誠実さを持って断ることで、トラブルを防ぎやすくなります。

      「いくらまで値下げできますか?」という質問には、具体的な対応を決めておくことで、やり取りの負担が減り、スムーズな取引が可能になるでしょう。また、出品者のストレス軽減にもなります。

      良識のない購入希望者への対策

      値引き交渉への対応は、出品者としての信頼感を維持しつつ、無理のない範囲で柔軟に対応することが大切です。

      良識のない購入希望者と感じたら以下のような対応が役立つかもしれません。

      事前に値引き条件を明記する
      値引き希望が予想される場合、商品の説明欄に「値引きは○○円以上購入の場合」「複数購入のみ」など、具体的な条件を明記しておくと良いです。これにより不必要な交渉を減らし、誠実な購入希望者を引き付けられます。

      相手の提案に応じず、自分の基準を示す
      常識的でない価格交渉が来た場合、相手の提案に沿うのではなく、「現在の価格で精一杯お値引きさせていただいております」など、自分の基準をしっかり示す返答を行いましょう。

      また、「大幅な値引きはご勘弁下さい」と返答も良いでしょう。

      事前に値引き交渉を制限する
      商品説明欄に「値引き交渉はご遠慮ください」と明記することで、無理な交渉を予防できます。特に相場に対してリーズナブルな価格設定で出品している場合、この一文を加えることで交渉のストレスを軽減できることがあります。

      柔らかい断り方を使う
      相手を刺激しないように、「現状で精一杯のお値段にしています」「大変申し訳ありませんが、これ以上のお値引きは難しいです」といった柔らかい表現で断ると、トラブルを避けやすくなります。

      ブロック機能を利用する
      常識のない行動を繰り返す購入希望者には、ブロックを検討するのも一つの方法です。

      常識外の購入希望者には、感情を入れず淡々と対応する事でストレスが軽減できます。

      購入されない人相手に1秒でも時間は使いたくありません。

      感情を持ち込まないのが良いです。

      とは言え、確かに値引きは販売する上で大きな販売戦略でもあります。

      柔軟性ある対応が求められます。

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