最近悪戯入札増えてませんか?
フリマサイトの利用が増える事はせどらーにとって良い事です。
とは言え、良い事ばかりではありません。
課題は幾つかありますが、ヤフオクでは1つが悪戯の入札です。
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購入の意思もないのに入札されます。
単に間違えた入札もありますが、悪意があるものもあります。
入札しても他に競り勝ち購入される人がいれば、一先ず問題なく終わります。
ですが、他の入札がいなくて迷惑者が落札されると結局は再出品するしかありません。
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落札しても連絡先すら伝えてきません。
忘れていたり、忙しいだけかと思い催促しても、経験上ほぼ24時間以内連絡先や提示してこない人は買いません。
待つだけ無駄です。
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再出品するとどうなるか?
今まで「いいね」が多く付いていてもそれは無くなり0からの出品になります。
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結論として、そんな迷惑行為を完全に封じ込める策はありません。
Amazonやメルカリと違い、ヤフオクは以前から良くも悪くも取引に余り干渉しない傾向があります。
「取引は当事者同士でやって下さい。場所だけ貸しますから。」
と言った姿勢です。
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何かトラブルがあって相談しても回答も遅いですし、関与もしてくれません。
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それでも対策するなら
ヤフオクで購入意欲のない入札が入ると困ります。
特に警戒が必要なのが、評価0の新規IDです。
新規IDや評価0の入札者に対して考えられる対策がです。
◆入札者の制限を設定する
ヤフオクでは、特定の条件を満たさない入札者を自動的にブロックする設定が可能です。評価が低いユーザーや新規IDを制限することで、信頼性の低い入札を減らすことができます。
但し、これは評価0は対象にならないと思います。
◆ブラックリスト機能の活用
購入する意思がないと判断した入札者は、ブラックリストに追加することで今後の入札を防げます。このリストに入れられたユーザーは以降、その出品には入札できません。
但し、これは2回目以降に再発されない策です。
◆商品説明欄での注意喚起
商品説明に「新規IDや評価の低い方は入札前にコメントをお願いします」といったメッセージを記載すると、意図のない入札を抑制しやすくなります。
あくまでも抑止するコメントだけですので、強制力はありません。
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評価0の新規IDだと完全に防ぐことは難しいですが、リスクを減らすことにはなるかと思います。
捨てIDとの言われる新規IDは注意が必要です。
悪戯に終わらず、詐欺に巻き込まれないように警戒しましょう。
なぜ購入意思もなく入札するのか?
なぜ購入もしないのに入札するのでしょうか?
推測の話になりますが、購入する意思のない入札の意図はいくつかあるかと思います。中には悪意のある場合もあれば、単なる誤解や好奇心によるものもあるでしょう。
◆価格吊り上げの妨害行為
競合する出品者が、あなたの商品に妨害するために入札し、終了直前にキャンセルすることで他の入札者を混乱させ、購入意欲を削ぐケース。
◆いたずら目的
新規ユーザーやインターネット上での匿名性を利用して、いたずらで入札。特に評価がないアカウントはこの傾向が見られます。
◆落札できるかの試し
ヤフオクに慣れていない初心者が、興味本位で入札し、後から購入の意思がないことに気づくケース。特にオークションの仕組みを理解していない人にありがち。
◆商品の値動き確認
商品の価格推移や需要の程度を探るために、意図的に入札。競争入札の過程を見たいだけで、購入意図はないというケースです。
◆資金不足でのキャンセル
落札したものの、支払い能力がないことに気づきキャンセルするケース。
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悪意があるケースや自分本位の考えによるものもあれば、経験値が浅い人の間違えもあるでしょう。
ただ、出品者からすれば例え間違えでもオークションに参加し落札したのだからしっかり購入すべきだと思います。
不用意な出費で納得できないでしょうが、それは自身のミスです。その痛手は授業料として学ぶべきではないですか?
全く知らない他人の出品者にミスをフォローしてもらう考えは間違っています。
入札は自己責任で行うもので、他人が強要する者でもないし、他人に責任を押し付けるものでもありません。
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ヤフオクはアカウントが複数作れるのが問題
問題の根底にあるのが、ヤフオクはメルカリと違い、アカウントが複数作れます。
極端な話、10個、20個それ以上・・・と作れます。
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ヤフオクでは複数のアカウントを作成することが可能です。Yahoo! JAPANの利用規約上、同一人物が複数のYahoo! JAPAN IDを持つこと自体は禁止されていません。
しかし、複数アカウントを利用した不正行為は取り締まられ、以下の行為が規約違反とされます。
◆価格吊り上げ行為
サブアカウントを使って、自分の出品の入札価格を意図的に引き上げる行為です。これはヤフオク側で特定されやすく、発覚するとアカウント停止などの処分を受けます。
◆評価操作
サブアカウントを使って自分の評価を意図的に上げたり、他の出品者の評価を下げたりする行為です。これも厳重に監視されています。
◆いたずら入札や妨害行為
競合する出品者への妨害目的で、サブアカウントを使用して入札し、その後キャンセルするなどの行為です。
一応規約違反への対策もありますが、実際のところ余り期待は持てません。
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アカウントが複数作れるのは、ある意味便利です。
2つアカウントを作り、1つは出品用としてもう1つは購入用として使用しているせどらーは多いです。・
出品用に購入履歴があると良く思わない人いますから別けるのが無難と考えます。
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何事も同じかと思いますが、不正行為が横行すれば規制が厳しくなります。
昨今のメルカリが行っている出品者への規制は、一部の中国輸入を派手に行っている人たちを締め出す目的とも言われてます。
とは言え、該当に入らなくても厳しい規制の影響を受けて大幅な売上減を受けたせどらーは多くいるでしょう。
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厳しい規制を求めませんが、迷惑行為を激減して欲しいと考えるのは難しいのでしょうか。
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