せどりのクレジットカード使用での恩恵
せどりを行う際、クレジットカードを利用することで副産物として恩恵が得られます。
キャッシュではありませんが、旅行の航空券やホテル、日常の外食等に利用できます。使用金額によりますが、決して安い金額ではありません。
ポイントで普段の昼食に使用すれば、家計負担の軽減になります。
また、ご褒美として旅行へ行ったり、家族との外食に使えてたりできます。
クレジットカードポイントの恩恵
◆仕入れに伴うポイントの蓄積
仕入れ時にクレジットカードを利用することで、通常の買い物同様にポイントがたまります。せどりでは高額商品を仕入れるケースが多ければ、短期間で多くのポイントを貯められます。
◆特典の利用
ポイントは商品交換、旅行、マイルへの交換、支払いへの充当など多様に活用可能です。一部のカードでは現金に近い形で利用できるため、せどりの利益をさらに増幅させることができます。
◆還元率の高いカードの利用
特に還元率が1.5%や2%を超えるカードを使えば、仕入れ額の一部が実質的に割引となり、仕入れコストを抑える効果があります。
◆特定ショップでのポイントアップ
一部のカードでは、Amazonや楽天市場など、仕入れに使用するオンラインショップでポイント還元率がアップするキャンペーンを行っています。
仕入れに10万円や50万円使ったら
とは言え、ポイ活程度で大したことないとお考えの方もいるでしょう。
せどりでの仕入では5~10万円はあっという間です。50万円以上の方も珍しくないです。
では、どれくらいの還元があるのでしょう。
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クレジットカードでせどりの仕入れに10万円や50万円を使用した場合、カードの還元率に応じて具体的なポイントやマイルがどの程度得られるでしょう。
一般的なカードの還元率を基にした例です。
計算条件
- 還元率: 1%(通常的な還元率)、1.2%(リクルートカードなど)、2%(高還元カード例)
- 仕入額: 10万円、50万円
還元率1%のカードの場合
- 10万円仕入れ
還元: 10万円 × 1% = 1,000円相当のポイント - 50万円仕入れ
還元: 50万円 × 1% = 5,000円相当のポイント
還元率1.2%(リクルートカードなど)の場合
- 10万円仕入れ
還元: 10万円 × 1.2% = 1,200円相当のポイント - 50万円仕入れ
還元: 50万円 × 1.2% = 6,000円相当のポイント
還元率2%(高還元カード例)の場合
- 10万円仕入れ
還元: 10万円 × 2% = 2,000円相当のポイント - 50万円仕入れ
還元: 50万円 × 2% = 10,000円相当のポイント
続きまして、航空券に還元できるマイルですとどうでしょう。
旅行好きな方も多く、マイルを貯めている方も多いですよね。
マイルの場合ではどうでしょう
マイル換算の例
1ポイントを0.5マイルに交換可能な場合
- 10万円(1%還元): 1,000ポイント → 500マイル
- 50万円(1%還元): 5,000ポイント → 2,500マイル
マイル換算率はカードによって異なるため、特定のマイル提携カードを利用することでさらに高い還元が可能です。
例として、JALのマイルを利用した特典航空券では、目的地によって必要なマイル数が異なります。
国内線の場合
- 東京-沖縄(那覇): 普通席で片道7,500~9,000マイル程度。
- 札幌-福岡: 片道9,000~11,000マイル程度。
国際線の場合
- 韓国(ソウル)エコノミークラス: 片道10,000~15,000マイル程度。
- ハワイ(ホノルル)エコノミークラス: 片道20,000~30,000マイル。
- ヨーロッパ(パリ、ロンドンなど)エコノミークラス: 片道25,000~35,000マイル程度。
- 北米(ニューヨーク、ロサンゼルスなど)エコノミークラス: 片道25,000~32,500マイル程度。
ポイント
- 特典航空券PLUS: 基本マイル数での予約が難しい場合、追加マイルを支払えば座席が確保できるオプションがあります。
- 燃油サーチャージ: 別途費用が必要で、原油価格により数千~数万円の負担が発生するケースもあります。
※詳細はJALのHPでご確認ください。
マイルの活用を計画する際には、目的地やクラスを考慮し、効率的に使える路線を選ぶのがおすすめです。特に近距離路線(国内線や東アジア路線)では比較的少ないマイルで利用可能です。
海外とは言わず、国内であればハードルは高くない数値ではないのではないでしょうか。
年間に数回旅行できませんか?
クレジットカードを使用での注意
魅力があり夢があるクレジットカードですが、使用する上で注意が必要です。
注意点を厳守できない人が使用すると大変な事になりますので、利用しない方が良いです。
クレジットカードを使用する際には、以下のような注意点を意識し、より安全かつ効率的に利用すべきでしょう。
リボ払いに注意
- リボ払い(リボルビング払い)は月々の支払額を一定にできる仕組みですが、手数料(利息)が高額になりやすいです。
- 無意識に設定されている場合もあるため、申し込み時や利用時に必ず確認しましょう。
- リボ払いは便利な機能ですが、利息が高いです。カード会社は利用してもらいたいので、いろいろなプロモーションをしたり斡旋してきますが、原則使うべきではありません。
支払いの遅延を避ける
- 返済遅延が発生すると、遅延損害金が発生するだけでなく、信用情報に傷がつきます。
- 支払い期日を忘れないように、引き落とし口座の残高を確認するか、自動引き落としを設定することをおすすめします。
- 信用はビジネスを行う上で最大級に注意するものです。信用を得るのに時間はかかりますが、失うのは一瞬です。軽く考えていると大けがをします。
限度額を超えない
- クレジットカードには利用限度額があります。超えるとカードが利用停止となる場合があるため、残高管理が重要です。
- 仕入れ目的で高額利用する際は、限度額の引き上げをカード会社に相談することも可能です。
セキュリティ対策
- カード番号やセキュリティコードを他人に知られないように十分注意しましょう。
- インターネットでの利用時には、信頼できるサイトか確認し、不正利用に備えてカード会社の補償内容を把握しておく。
年会費と特典のバランスを考える
- 高還元率カードでも、年会費が高い場合、その費用を相殺できるだけの利用が必要です。年間の利用額や特典を計算して選ぶようにしましょう。
- 高額な年会費のカードが全て悪いとは言えません。高額な費用を支払うだけのメリットのあるカードもあります。但し、ステータス目的で持つのは人それぞれですがどうかと思います。
複数カードの管理
- 複数のカードを持つ場合、どのカードを使ったかを把握しきれず支払いミスが発生するリスクがあります。
- 用途別にカードを使い分けるのも戦略の一つですが、自分で管理できる範囲にすべきです。カード数が増えれば管理にも時間と労力を使います。
ポイントに惑わされない
- ポイント還元率や特典ばかりに目を向けると、不必要な買い物をしてしまうことがあります。計画的に利用することが大切です。ポイントはあくまでも副産物です。事業本来の目的を見失うと脱線してしまいます。
副産物としての価値
クレジットカート利用で得られる副産物は決して安くありません。
生活を豊かにしてくれます。
せどりは物を持つリスクがあります。そのリスクを幾らかでもプラスにする目的として商品仕入れにクレカを利用すると言った考え方があります。
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ですが、クレジットカードは使いこなせなければ、非常に危険です。
自己管理ができる範囲での使用すべきでしょう。
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