副業コンサルタントを信用できるか
副業ブームでコンサルタントや塾などの勧誘も増えてます。
入るか否かの話は別にしてますので、もし入るとしたら何を注意しますか?
残念ながら詐欺のような人や塾もあります。
金額が20万円~50万円ぐらいで泣き寝入りしている人は多くいるでしょう。
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この金額だと弁護士に依頼するには、その費用が高く付きます。
警察に相談はできるでしょうが、忙しい警察が早々に動いてもらえると期待できません。
後は消費者センターなどが考えられますが、期待は薄いです。
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お金が戻って来るにしても、更なる費用、時間、労力はかかるでしょうから泣く泣く諦めていると思います。
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ただ、「詐欺」と口コミを見て即決するのは早計です。
と言うのも、真面目にコンサルタントをしても受講側の問題もあるからです。
コンサルタントや塾に入会したが活動しない人も多くいますし、業態によっては数値に現れるのに1年以上かかるものもありますが、その前に挫折する人の方が多いです。
そのような人は、行動しなかった自分を責めるのではなく、コンサルタントや塾を責めるものです。
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とは言え、このような人たちがいる事を承知で接触的に勧誘活動をしていると思います。
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信頼できない行動や言動
副業コンサルタントとして信頼できない、または怪しむべき言動や行動にはいくつかの共通点があります。
過剰な成功保証
- 「絶対に稼げる」「失敗することはない」などの発言を繰り返す。
- 最初から実現不可能な収益を約束する(例:「1か月で100万円稼げる」など)。
対策: 具体的な根拠や事例を尋ね、回答が曖昧であれば要注意です。
初期費用を過剰に請求
- コンサルティング開始時に高額な前金を要求する。
- 「教材」「ツール」などと称して高価な商品を購入させる。
- 中にはベースの金額は安価と思わせておいて、多くのオプションを買わせるケースもあります。
対策: 他の信頼できるコンサルタントと比較して、費用が不相応に高い場合は慎重に。
不自然な実績や証拠
- 実績が本物かどうか疑わしい(例:証拠の画像や動画が不鮮明)。
- 利用者の声が明らかに仕組まれている(例:口コミが過剰にポジティブで統一されている)。
- サクラのケースもありますので、確認が必要です。
対策: 実際の顧客に連絡を取れるか尋ねたり、具体的な成功事例を要求。
コンサルティング内容が曖昧
- 提供するサポート内容が明確でない。
- 一般論だけで具体的なアドバイスがない。
- 複雑な構造にして迷わせるパターンもあります。
対策: コンサルティングの具体的な手順やゴールを確認しましょう。
圧力的な態度
- 即決を強要する(「今すぐ申し込まないと損をする」など)。
- 質問すると感情的に反発したり、話をはぐらかす。
対策: 冷静に対応し、必要なら契約を延期して他を検討。
SNSや広告での過剰アピール
- 高級車やブランド品などの写真を使って派手に宣伝する。
- SNSフォロワーやいいね数を不自然に増やしている。
- 作られた評価を作成するのは、お得意だと思った方が良いです。
対策: 見かけに惑わされず、内容や実績を重視。
法律や倫理的に疑わしい行動
- 副業の内容がグレーゾーン(転売や投資詐欺のようなもの)。
- クライアントを違法行為に巻き込む可能性がある。
対策: 提案内容が法律に抵触しないか、自身でも確認する。
LINEやZOOMのみで信用して良いのか
地方の人は必然的に面談や連絡手段がLINEやZOOMになりがちです。
都市部の人でも時間の都合で、実際の対面が難しい場合もあります。
では、実際に会わなくても信用できるでしょうか?
LINEやZoomだけでやり取りするコンサルタントでも、信頼できる場合もありますが、慎重に判断する必要があります。
特にオンライン専用のコンサルタントは、詐欺や信頼性の低いケースが混ざる可能性が高いため、以下のポイントを確認してください。
信頼できるかどうか見極めるポイント
実績の透明性
- 確認すべき: 過去の実績や成功事例を具体的に示せるか。
- ウェブサイトやSNSに信頼性のある証拠があるか。
- 実際のクライアントからのレビューやフィードバックを公開しているか。
顔を出しているか
- 信頼性UP: Zoomなどで顔を出し、本人確認ができる場合。
- 注意: 顔を隠したまま、名前や身元も不明の場合は要注意。
コンサル内容の具体性
- 信頼できる: 明確なロードマップやゴールを提示し、それに基づいた指導を行う。
- 注意: 一般論だけで、個別に対応していない場合は避けるべき。
初期費用や契約条件
- 信頼できる: 初期費用が適正で、リスクや成果保証に関して正直に説明する。
- 注意: 高額な初期費用や、「今だけ」「限定」の言葉で契約を急がせる場合。
質問への対応
- 信頼できる: 質問や疑問に丁寧に答え、内容が一貫している。
- 注意: 質問をかわしたり、曖昧な回答しかできない場合。
コミュニケーションの頻度と質
- 信頼できる: 定期的な連絡があり、やり取りの質が高い。
- 注意: 連絡が途切れる、または不誠実な対応が多い場合。
詐欺の兆候
- LINEだけでのやり取りで、「すぐに稼げる方法」や「初期費用だけで永久サポート」など、上手過ぎる話をする場合は詐欺の可能性があります。
信頼できる場合のケース
- コンサルタントの実績や評判が明確。
- 過去の顧客や具体的な事例が確認できる。
- レビューや口コミがポジティブで信頼できるサイトや媒体で確認可能。
- 初回は無料相談を提供し、契約前に内容を十分理解させてくれる。
判断基準としての質問例
- 「過去の成功事例を具体的に教えてもらえますか?」
- 「同じ状況のクライアントで成功した方の声はありますか?」
- 「契約後の具体的なサポート内容を教えてください。」
- 「トラブルが起きた場合の対応方針はどうなっていますか?」
オンラインでも信頼できるコンサルタントは多いですが、情報収集を怠らず、少しでも怪しいと感じたら止める事も検討しましょう。
LINEやZOOMのみで講義はできますし、面談も可能です。
ただ、そのコンサルタントや塾がどこにあるかわからないと信ぴょう性は低いとなります。
電話番号や住所も伝えられない場合も珍しくありません・
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信用できるか?と聞かれたら、今の時代でも住所や電話番号を確実に明記している方が、断然使用できます。
ラインやZOOMはつながらなくなるとそれで終了ですからね。
住所や電話番号が明記されているからと100%安全とは言えません。
それに安全だから、稼げる訳ではありません。
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コンサルタントを受けるとはいくつものチェックが必要です。
ただ、忙しい中でそのチェックに時間や労力を使うのであれば、サッサと少額で初めてみて失敗を経験する方が勉強になるかと思います。
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