飲食店経営の難しさの1つが「常に同じ味を提供する」こと

飲食店経営

いつも同じものを提供する事の重要さ

飲食店経営を継続して行う上で、非常に難しいのが「常に同じ味を提供する」事です。

お客さんとは一期一会ような店舗状況もあれば、リピーターにて経営を安定させている飲食店もあるでしょう。

どちらにしろ「常に同じ味を提供する」事は営業する上で、とても大事であり経営上死活問題にもなります。

観光地などであれば「噂の店舗へ行ってみよう」となります。

Facebook、YouTube、Instagram、Tik Tok、X(旧Twitter)などのSNSは多くあり、誰もが気軽に発信できます。

噂のお店を簡単に探せます。

それらの素人投稿でも十分立派なマーケティング活動になってます。

それを見た人が来店して「美味しい!」と感じれば、その人も投稿して更に拡散される可能性があります。

無料で広まる素晴らしいマーケティング活動です。

ですが、怖いのは逆もあります。

「不味い!」と感じれば、不味いが拡散されます。

これは非常に怖いです。

勿論、味覚は人それぞれ違うので、万人が「美味しい!」とは感じないでしょうが、大前提が「常に同じ味を提供する」事です。

味にバラツキがあれば、これは致命傷になります。

一方、街中の店舗でもやはり「常に同じ味を提供する」事はとても大事です。

常連さんは同じ味を求めて来店されます。

ですが、これが非常に難しい事です。

特に個人店は食材から調理しまうので、その日の食材によって左右されます。

食材の良さを強調しようと思えば、より難易度が上がります。

手打ちのそば・うどんやスープ・つゆなど・・・天候や気温等でも変わります。

その環境下でも同じ味を提供するのが調理人の技術力と言えます。

牛丼、うどん、ハンバーガーなど大手チェーン店があります。

これらの店舗が好まれる理由には価格やメニューもあるかと思いますが、全国のどこの店舗へ行っても同じ味が安心して食べれる事があります。

人は想像以上に保守的です。

安定して同じ味を提供できる事で、来店客にとっては「安心して食事ができる」と言った大きな魅力となります。

だから男性客で週に2~3回、いやそれ以上毎日のようにランチを食べに来てくれる常連さんがいるのです。

同じ味を提供するのは大変

お客さんには当然のように思える「常に同じ味を提供する」事は実はとても大変な事です。

例えば名店の店主の話ですが、

手打ちそば店の職人さんが常に最高のそばを提供しているかと言えばそれは・・・。

蕎麦は気候や湿度で変わります。

100点満点と言えるのは年間で数回しかなく、90~95点以上を提供している

との事。

「えっ!」と思われるかもしれませんが、90点以上を提供する事も簡単な事ではありません。

本心は100点以外提供したくないと考えるかもしれませんが、それは芸術的な話になってしまい、商売にならなくなります。

料理は芸術だと思いますが、商売をしている以上、妥協も必要ですからね。

同じ味を提供するのは個人店だけに限った事ではありません。

大手チェーン店でもオペレーションスタッフに依存しているシステムですと味は左右されます。

誰もが知っている中華のチェーン店があります。

中華は日本人は好きな方が多いですよね。

週に1~2回来店するチェーン店があります。

天津飯が好きで毎回餃子とのセットを注文します。

ですが残念な事に毎回同じ味は提供されません。

勿論食べれない程、大きく差はありませんが、結構差があります。

天津飯の売りである卵のふわふわ感が違います。

緩かったり、火を入れ過ぎて固かったりします。

また餃子も毎回焼きが違います。中まで火は入ってますが、美味しそうな焼き色がある日もあれば白っぽい餃子の時もあります。餃子が売りで大きな写真が貼ってあるので、違いは一目瞭然です。

また、付いてくるスープの味が違います。

濃すぎる日もあれば、ぬるく「不味い」と感じる日もあります。

調理人は毎回違うのかもしれませんが、チェーン店で安定した食材が提供されていてもこれですから、個人店はもっと大変です。

料理人が同じ味を提供するには、体調が万全でなくてはなりません。

常に健康管理が大事です。

プロの料理人がストイックになる人が多いのは納得できますよね。

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