脱サラして飲食店開業は成功するか?初めの垣根は低いが・・・リスクが非常に高い事業

飲食店開業はやるべきではない

昔から飲食店開業は脱サラして独立するなら先ず思いつくのではないでしょうか。

税理士や弁護士のような難しい資格は要りません。

寿司屋さんでもなければ技術を学ぶのにさほど長い時間かかりません。

確かに開業準備を全て行うのは大変です。

わからない事も多いし、やる事がものすごくあります。

ですが、頑張れる人ならやってできない事はありません。

真面目な人、夢多き人、頑張り屋さん・・・

決して悪い事ではありません。

なので、結論としてはっきり言いますが、

飲食店開業はやるべきではありません。

飲食店を3年続けている比率は30%です。

10年後も続けている比率は10%しかありません

何とか開業は頑張ればできますが、営業を続けるのは難しいという事です。

飲食店はホントにリスクが大きい商売です。

1,初期投資が高額

2,1度開業したら場所を変更できません

3,世の中の流れ、現象、天候等に大きく左右されます

飲食店は誰にでも初め易いがリスクが大きい

何事にもリスクはありますが、飲食店のリスクは失敗してしまうと再チャレンジまでに時間が多大に掛かってしまう事です。

1,その最たるものが資金です。

最低ラインで1,000万円かかります。

内装工事を自分で行ったり、居抜きをそのまま使えるなどの特別な事があれば幾らかは下げられるかもしれませんが、一般的に物件を借りて開業するとお金が掛かります。

1,000万円を全て自分の資金で用意される方は珍しかと思います。

金融公庫や信金から借りるのが一般的です。

廃業しても返さなければなりません。

例えば300万円残債があるとしたら、1か月に5万円返済しても60ヵ月かかります。

5年です。

5年かけて残債を完済してまた資金を貯めて再チャレンジするとなると10年はかかるのではないでしょうか。

30代で失敗したら40代です

40代で失敗したら50代です。

再チャレンジできる体力、マインドがあるでしょうか?

独身なら未だしも家族がいれば養いながら月5万円返済は決して高い金額ではありません。

それに子供が成長していけば教育費等お金がかかりますので、更に厳しくなります。

2、場所を変更できません。

これも致命傷です。

地元や何年も住んでいる土地であれば土地勘や人の流れ、人口構成などを実感で把握できているでしょうが、そうでないと開業してわかる事は多々あります。

当然開業前に何度か下見はするでしょうが、それではわからない事も多くあるものです。

物件は開業して営業してからわかる事が多々あります。

特に居ぬきでの改修工事だと使ってから不具合に気づくものです。

そこで「じゃやめた」とは行きません。

使い易いように修繕したり、改装したり更に資金が必要です。

もし退去するとなった時に心配事があります。

それはは居ぬきで借りても返却時はスケルトンにしてくれと言われる可能性が十分ある事です。

資金が底をついて廃業すると決めた時にスケルトンで返却してくれと言われたらどうしますか?

スケルトンにするのに数十万円はかかるでしょう。

更に借金しなくてはなりません。

3,社会の流れにモロ影響されます。

最近ではコロナです。

以前なら狂牛病騒ぎもありました。

これほど大きな事でもなくても雨、雪でも影響されます。

開業して3年以内に廃業が7割はホント?

飲食業をしていると周りに開業した事がある人がいくらかいるもです。

私は3年で店を閉めました。

ちょっとした1週間の飲食セミナーに参加した時にたまたまチームになった人が4人いました。

1人は地元の青年会で新たに飲食店を開業するので参加されていました。

その方は開業したかわかりません。

既にタイ料理等を営業されている社長さんがいました。

新規の業態を検討しての参加でしたが、結局開業されませんでした。

3人目は関西の方で飲食店未経験の方でした。

この方は奈良県の郊外に一軒家の店舗を開業されましたが、2年で閉まられました。

そこそこ流行っていたようですが、忙し過ぎたようです。

4人目は元カメラ屋さんでした。

時代の流れで複数店の事業を全て閉めて都内の一等地に開業されました。

商売センスが素晴らしく流行り商品を提供されていました。

昼は盛況でしたが、夜が厳しく高い家賃を考えで3年で閉店されました。

大手の飲食店は事前に調査部が人口構成や歩行者数を調べ上げて開業します。

それでも閉店する事は珍しくありません。

単に売上だけが問題ではありません。

レント=家賃、スタッフ確保、資材価格変化等々の課題があります。

それに店主自身の問題もあります。

健康や家族との関係等の火種は多々あります。

3年続けるだけでも十分大変です。

もし飲食店開業するなら

飲食店経営はホントに大変です。

ですが、仕事は楽しいです。

自分が試行錯誤してやっとできた商品を提供し褒めらるとものすごく嬉しいものです。

馴染みのお客さんとの会話も楽しいです。

では、どのような条件なら開業しても良いか?

本業なり他の収入があり、飲食店経営はサブワークのようなもの。

もっと言えば趣味で売上がなくてもよく、借金もない。

そんな環境でしょうか。

所謂ノーリスク状態なら開業しても良いのではないでしょうか。

そこまでは難しいなら

失敗しても再チャレンジできる可能性がある状況の人。

例えば20代とまだ若い、独身で家族の縛りがないなどの人ではないでしょうか。

単に会社員などではなく独立して事業をやりたいなら飲食店でなくても他にありますよね。

・初期投資が安価

・在庫を持たない

・利益率が高い

そんなビジネスが理想です。

誰がやってもビジネスに失敗は付き物です。

もっと言えば、どんなに成功されている事業家の方も多くの失敗をされています。

ですが、なぜ今成功者になっているか?

それは再チャレンジができているからです。

失敗しても再チャレンジが早くできる事業が、成功への王道なのではないでしょうか。


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