
使えなかった機能「希望金額」
以前も記載しましたが、メルカリの希望金額を購入希望者が入力する機能があります。
今までもの希望金額機能は、出品者10人に「使える?」と質問されたら
ほぼ10人が「使えない」「使わない」機能と回答していたでしょう。
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初心者の出品者に希望金額が届いたらどうしますか?と質問されたら
「無視で良いよ」「スルーしてください」等の否定的なアドバイスしか聞いた事がありません。
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なぜそうなるかは簡単で、本当に使えない機能だからです。
「価格を変更しても購入してもらえない」
それだけの事です。
1度値下げした商品を再度価格を上げると価格操作していると嫌疑をかけられる可能性があるので、時間をかけて再出品する羽目になります。
こんな迷惑な話はありません。
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では、今回どのように変わったのか?
「値下げ依頼が来てます」とコメントが届きます。
そこを開くと「値下げする」「断る」の2択が用意され、希望に応じると価格が希望金額に下がります。
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交渉する事もなく、購入希望者は購入できるので便利な機能です。
また、以前は誰が希望を提示したか表示されませんでしたが、新機能になり希望を提示したアカウントが表示されるようになりました。
匿名性が無くなった分、購入希望者の購入への義務感のようなものが上がったのではと期待できます。
それにアカウントが表示されるので、その人の評価数もわかります。
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1日数件値下げ依頼のコメントが届きますので、検証と思い対応致しました。
評価数が二桁より当然評価数の多い方がメルカリを熟知していると思い、1万以上の評価のアカウントの申し出に応えました。希望金額も多動な値引額であった事も決めた理由です。
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その結果、待てども購入されません。
コメントもありません。
やはり使えない機能でした。
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この機能は購入希望者が、希望金額に応じたら必ず購入すればものすごく便利な機能です。
ですが、最大の課題は購入希望者のモラルです。
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機能の課題は
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提示者のアカウントが提示されるようになったことは、大きな前進です。
ですがこの機能が活かされる為にはまだ課題があります。
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機能の課題は
1、購入希望者とやり取りができない。
これにより値引き金額の調整ができない。
3,000円の値引きの希望に対して2,000円なら対応できると考えてもその交渉ができません。
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2、購入する義務がない。
これが最大の課題です。
値下げされても必ずしも購入しなくても良いのです。
購入しないとアカウントにペナルティーが付くなどありません。
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結果的に交渉をゲームのように冷やかしなども発生しているのでしょう。
出品者の立場では迷惑でしかありません。
この課題がクリアーされない以上、この機能は使えない機能でしょう。

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