アパホテル&リゾート〈大阪なんば駅前タワー〉の宿泊感想。良い点、悪い点

旅行記

西日本最大級の規模のAPA

最近テレビでも紹介されたAPAの2024年12月2日に開業した大阪なんば駅前タワーへ行ってきました。

APAの最新ホテルに泊まりたく大阪出張が待ち遠しかったです。

あくまでも個人的な感想なので参考程度でお願い致します。

結論として2,000室を超える大規模のAPAを敢えて選ぶ必要はないかと思いました。

ホテル側は多くの客数を獲得できるのでメリットはあるでしょうが、「利用者にとって最大級のホテルに泊まるメリットは何?」と問われたら答えに迷います。

APAホテルが良ければ大阪市内に他にもたくさんありますからね。

先ずこのホテルの紹介です。

2024年12月2日に開業した西日本最大級のホテルで、全2,055室を有する地上40階建ての超高層タワー型ホテルです。

特徴として

客室数:全2,055室施設。

最上階の展望レストランや展望プール、大浴場(サウナ)・露天風呂、レストラン、フィットネスジム、カフェ、エステ、コンビニエンスストアなどを完備立地

JR「難波駅」から徒歩1分

また

立地の良さ
なんば駅前という好立地にあり、大阪観光やショッピング、グルメ探索に非常に便利です。

高層タワーホテル
アパホテルは高層のタワーホテルとして知られており、上層階からの景色が楽しめることが期待されます。

充実した施設
・天然温泉や大浴場を備えている可能性があり、観光や仕事での疲れを癒せます。
・レストランやラウンジも充実しているかもしれません。

快適な客室
コンパクトで機能的な客室設計が特徴です。Wi-Fi完備、シモンズ製ベッドなど、快適な滞在をサポートする設備が整っています。

アクセスの良さ
関西国際空港や大阪駅など主要交通機関へのアクセスが便利で、観光地への移動もスムーズです。

と紹介されてます。

口コミへの感想

◆良い評価

立地の良さ:JR難波駅から徒歩1分とアクセスが良好で、観光やビジネスに便利との声が多くあります。

→私はJRではなく地下鉄を使ったので、「すげぇ~便利」とは感じませんでした。繁華街からですと大きな幹線道路を2回渡らないといけませんし、遠くはないですが、近いとも思いませんでした。

他のAPAですと地下鉄出口前とか、直結している元町のAPAもありますからね。

繁華街から少々外れた感じでコンビニはあるけど・・・です。

施設の充実:最上階の展望レストランや大浴場、サウナ、屋外プールなど、多彩な施設が高く評価されています。

→施設については後で記入します。

清潔感:新築のため、客室や共用スペースが清潔で快適との意見が多く見られます。

→他のAPA同様に清潔でしたが、経営者の方々の本が収納されているケースは汚れてました。

◆悪い評価

エレベーターの混雑:エレベーターの待ち時間が長く、混雑がストレスになるとの指摘があります。また、エレベーターを待つ間、寒いともあります。

→エレベーターとチェックインが待たされたと多くの口コミを見ました。エレベーターは低層階用と高層階用と別れてます。

大浴場が4階、高層レストランが40階、それに出入りの際にエレベーターを使いましたが、悪い印象を待つ程は待ちませんでした。

チェックインは混み合うと書かれていた15時は避けて行った為か待つことなく、スムーズでした。

建物構造が口型になっており、部屋から出るとそこは外気ですので寒い事は間違えないです。夏に元町のAPAに泊まった際に同じ構造で待っている間、暑くて嫌だぁ~と感じたのを覚えております。

客室の広さ:客室がやや狭いと感じる宿泊者もいるようです。

→良くも悪くも最近のAPAホテルと同じ作りで、最新とか最大規模だから何かが違うと言った事はありませんでした。確かに狭いですが、言い方によってはコンパクトで使い勝手が良いとも言えます。

「カプセルホテルはちょっと嫌だぁ~」と感じられる方であれば個室ですから良いのではないでしょうか。

ベットは丁度良い硬さで、枕も多くあり快適に睡眠がとれました。無料のテレビ放映も良いですね。大きな画面で寝そべって見られるので快適です。ただ、番組は余り変わらないのでしょうか。先月別のAPAに泊まった時の番組から余り変わってませんでした。

予約時に眺望は良くないとありましたので、期待してませんでした。窓を開けると隣の高いビルで顔を窓にくっつけると少しだけ難波の夜景が見えました(笑)

大浴場は嬉しいが狭い

4階の大浴場までは、部屋着とスリッパ―で行って構いません。

脱衣所は広くありません。10数人いたら結構狭い感がありました。

一応、行った時は混雑表示では「空いてます」の次レベルでした。

洗い場がないと言った事はありませんでした。

ただ、大人数が入れるような大きな湯はありません。

浅い場所や寝風呂等に別れているのものが横並びにあるのみで、どれも差ほど大きいとは言えません。

そんな場所を人が行き来しているので落ち着いて浸かってはいられませんでした。

2,000室以上の客数の泊り客に対応できる大きさとはとても思えず不思議です。

40階レストラン

期待した40階の眺望良い朝食でした。

6:30からという事で、6:40に行きましたが、既に眺望の良い席は埋まっておりました。

これもまた不思議ですが、最大規模の客数の割にレストランは広くありません。

細長い作りで、入り口右手の眺望の良い席が20席ぐらい、左手に30席ぐらいです。

そしてその通路上の左右に料理が並んでいるのとオープンキッチンがあります。

料理は上品さが感じられるものが多く、洋皿、和皿もこだわっている感はあります。

オムレツ、海鮮丼、ハマグリラーメンはその場で調理して下さります。

焼き魚や豆腐も手を入れているようで美味しかったです。

とは言え、品数は少ないです。

大阪らしいものはありません。

それに何故か大きめのトレーが用意されてませんので、皆さん何度も料理や飲み物を取りに往復を余儀なくされてました。

9割以上が1人客ですが、テーブルが2人席か4人席しかないので、効率が悪いです。紹介写真より席数が多く用意されているのは対応できないから増やしたのだと思いますが、結果的に隣の人との間隔が狭いのは嫌ですね。

眺望が良いのは両サイドだけで中間位置は隣のビルが眺望を遮ってます。

それでも窓側に長いテーブルを設置して一人掛け用して、奥まった場所に料理島を設けた方が良いのではないでしょうか。

眺望を売りにしている割には活かされてませんし、料理のコンセプトもわからず素人がプロジュースしたのでしょうか残念です。

予約時に朝食付きにしてましたが、単体ですとレストランの朝食価格が4千円弱と表示されてました。とても利用しないでしょう。

まとめ

レストラン横にプールがありましたが、入れませんでした。

夏場は開放されてないのでしょうか。

このプールもレストランから見る限り、それほど広くなく実際にどのように使用する予定か想像できません。

ホテルの回転率は知りませんが、2,000室以上あるホテルにしては大浴場もレストランも狭すぎる感があります。

リゾートにある客室数の多いホテルでは大きなレストランがあったり、幾つかものプールや海に直結していますよね。

そのイメージで考えるとこのホテルがどのように稼働しようとしているのかイメージできません。

外国人が多く訪問しており、客数が多ければ多くの需要が見込めます。これから大阪番万博もあり更に期待できるかと思います。

ただ、それはホテル側の考えであり、利用者側にしたらこれほど大きなホテルに泊まる魅力は何かあるのか考えてしまいました。

大阪に多くのAPAがありますし、ホテルも多いです。

そんな中で大阪なんば駅前タワーに泊まりたいと思える魅力があると良いですよね。

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