
「カメラ転売せどりを初めるか」検討中や興味あるの方は少なくないでしょう。
中古カメラはコロナ騒動で大きな変動がありましたが、現在は回復しているように感じます。
コロナ騒動後は店舗を周っての仕入よりネットでの仕入購入が主流になっているような変化は見られます。
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2024年からのカメラ転売の現状と動向はどうでしょう?
結論として「カメラ転売は依然として有望なビジネスモデル」です。
特徴として
- ミラーレスカメラの人気継続:特に高性能なミラーレスカメラの需要が高く、新旧モデルともに市場での取引が活発です。
- フィルムカメラの再評価:若年層を中心にフィルムカメラの人気が再燃しており、ヴィンテージモデルが高値で取引されています。
- 市場の競争激化:転売ビジネスの普及により、カメラ市場でも競争が激しくなっており、差別化や仕入れルートの模索が課題です。
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有望なビジネスモデルではありますが、正直初めたけど早々に辞めてしまう方が多いのも事実です。
それは他の転売ビジネスでも言われますが、「数年前に比べ、参加される方が急激に増えており仕入も販売も工夫が必要」だからです。
✅【やめてしまう人の割合と期間】
- 3ヶ月以内にやめる人:約70〜80%
- 半年以内にやめる人:約90%
詳細な統計はありませんし、どの程度を初めたと見るかで数値は変わるでしょう。正直、肌感覚的な要素あります。
ただ言える事として、継続される方が非常に少ないです。
これはカメラ転売に限らず、副業全般に共通しおり珍しい話ではありません。
継続できる人はほんの一握りであり、如何に継続できるかが先ずは副業を成功させるかのポイントになります。
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イメージとしては英会話の勉強と一緒です。一念発起して本を買ったり、英会話スクールへ通い出したけど半年も続かなかった経験は多くの方があるのではないでしょうか。私は何回もあります(笑)
ただ、続かないからイコール悪いとは言えません。カメラ転売が向いていないと判断され、他の副業を挑戦され成功された方もいます。
✅【やめる主な理由TOP3】
1. 資金ショート(最大の理由)
- カメラ転売は「高単価&高回転」が魅力ですが、1台1〜3万円で仕入れ、5〜10万円で売る商材も多いです。
- 仕入れにまとまった資金が必要で、売れる前に仕入れを続けて資金が尽きる人が非常に多い。
- クレカを使って自転車操業に陥り、利益より支払いが先に来て困るパターンです。
- 最悪クレカの支払が間に合わず、生活費を持ち出す事になりかねません。
2. 回転率の誤算
- 「すぐ売れると思ってたのに売れない」。
- カメラの知識や売り方(写真・説明文・タイミング)が上手く行かず、売れ残り在庫が膨らむと焦る→結果、やめる。
3. 作業の手間を甘く見た
- 検品、撮影、出品、梱包発送、カスタマー対応など地味に時間と手間がかかる。
- 「片手間で簡単に稼げる」と思ってた人ほどショックを受けてフェードアウト。
- 想像以上にコツコツした地味な作業ですので、向かない人には辛いです。
✅【資金ショートを防ぐ対策】
◆初期は回転重視&低単価を攻める
- 単価1万円以下のジャンク~中級機で売れ筋を学び、まず回収サイクルを体験。
- 1台あたり利益3000〜5000円でも月に20台売れば月収10万円のラインへ。
◆現金仕入れを基本とする
- クレジットカード仕入れは資金繰りに自信がついてからにする。
- 利益が出るまでは、売上が入金された分で次を仕入れるサイクルを厳守。
- 転売せどりはクレカを使うのが魅力の1つですので現金仕入は賛否別れますが、手持ち資金内で行えば、最悪支払いが間に合わないで困る事はないでしょう。
◆仕入れは“売れるものだけ”に絞る
- 最初は「売った実績のあるカメラのみをリサーチ→仕入れ」。
- 利益が出るモデルだけを複数個回す“横展開”がベスト。
- 但し、この方法は仕入れのハードルが上がりますので、仕入れが目標数通りにできない可能性が高くなります。
✅【最後に】
カメラ転売せどりは「知識 × 継続 × 資金管理」でほぼ成り立ってます。
やめる人の多くはこの3つのどれかもしくは複数で詰まります。
逆に言えばここをクリアすれば高利益が見込める“優良ビジネス”と言えます。

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