最近人気なアルバイトはオペレーター
最近の人気あるアルバイトと言えばオペレーターではないでしょうか。
一昔前は飲食業やコンビニなどが人気あるアルバイトであったかと記憶しております。
勿論、今でもファミレスやファーストフード、それにコンビニでのアルバイトをする方は多くいると思います。
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では、なぜオペレーターのアルバイトが人気あるのか?
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その前提にオペレーター業の需要が増えている事は間違えないでしょう。
今や企業へ問い合わせや注文・申し込みをするとなるとオペレーター対応が主流です。
AI チャットなども使われていますが、正直まだまだ使えない印象です。
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こちらのニーズにがパターンにあれば答えられるでしょうが、ちょっと複雑だどトンチンカンな回答しか得られません。
時間を損した気分になります。
また、企業によってはなかなかオペレーターへつないでくれない、オペレーターへのつなぎ方は不明、そもそもオペレーターがいないなどもありますよね。
問題が解決するのであればそれで良いですが、解決しないのであれば二度とその企業のサービスは使わないでしょう。
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話を戻します。
オペレーターが人気ある理由は、
1、高収入
2、シフトが選べる
3、日本中に職場がある
4、対面での対応がない
などがあるかと思います。
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1、高収入
これは地域により差はあるかと思いますが、他業種に比べれば高いと言えます。
これが断トツ、オペレーターが人気ある理由でしょう。
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例えば東京の都市部ですと概ね時給1,200円ぐらいが相場ですが、コールセンターは1,500円以上が一般的です。
ここ最近では更に値上がりして1,800円~2,000円ぐらいも増えている傾向にあるようです。
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時給1,800円ですと1日4時間、週3日でも月9万円弱になりますので、これはかなり美味しい効率的なバイトではないでしょうか。
1日7時間、週5日働ければ25万円です。ここから税金や社会保険が引かれて20万円あれば十分生活できますからね。
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2、シフトが選べる
募集企業や派遣会社によって違いはあるかと思いますが、多くの人を集めたいので多種なシフトを用意しています。
9時からのシフトもあれば、昼からや午後からのシフト。
1日4時間程度のショートシフトにして副業や学生が働きやすい工夫がされてます。
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ただ、雇用側は管理が大変でしょう。
大きな企業で大量の人員を抱えられるところでないと難しいと思います。
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3、日本中に職場がある
職場は直接顧客が訪問する必要はないので、東京やアクセスの良い場所でなくても問題ありません。
東京や大阪以外にも点在してます。
地方ですと車通勤も認められているので通勤にも困らないでしょう。
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4、対面での対応がない
クレームやそれに近い対応になっても対面ではないので殴られたりの危険はないです。
これは対面でのクレーム対応をした人にとっては大きな魅力と理解頂けると思います。
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離職率が高い訳
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ではなぜ離職率が高いのか?
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その前にどれくらい高いのか?
公表はされていないので、経験や友人知人の声となります。
アルバイトでも入社して研修を受け、現場にてOJT を行っている頃になるとぼちぼちと減っています。
この時点で辞め理由は「やってみて難しい」「私には合わない」などと感じたからだと思います。
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OJTを終えて実際に配置されて半年もしない内に半分はいなくなり、1年後には2割ぐらいしか残っていないのではないでしょうか。
飲食店でも離職率は高い方ですが、それ以上ではないでしょうか。
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初めてみて気づくことはあるので仕方ない面はあります。
そもそも応募してきた本人のやる気もありますから一概に職場の問題とも言えません。
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ただ、それくらい難易度の高い仕事とも言えます。
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何が難しいか?
ネットショップの注文を聞くだけであれば、聞き取り難いとかはあっても決まったパターンで対応できます。
ですが、契約に関する込み入った問い合わせ、トラブルシューティング、保険などの請求、クレーム対応など・・・必ずしもパターンで対応できない事も多々あります。
そもそも電話をしてきた人が自分のニーズを的確に伝えられない事は日常茶飯事です。
その人のバックボーンもわかりません。
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ニーズがわかればそれに対して適正に対応すれば満足も得られますが、ニーズが摘まめないと立腹されたりするのも珍しい事ではありません。
バックボーンがわからずに接する事でチョットした事でも「怒られるスイッチ」を入れてしまう事があります。
先ほど対面していない事が良いと書きましたが、顔の表情や現状が対面でないのでわからない難しさがあります。
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今時の携帯は性能が良くなったと言われますが、外からでしたり、マスクをしていたり、ブルーツルースであったりして聞き取り難い事も珍しくありません。
電話の声から相手の状況を理解しやニーズに対して的確に対応するのは想像以上に難易度が高いのではないでしょうか。
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若い学生さんが時給の高さに魅了して安易に入社しても3か月も続かないケースはザラにあります。
大人としての言葉遣いができない、理不尽な指摘、会社からの嫌味な指摘など嫌になる事は多々ありますからね。
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どんな人に向いているか
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企業側は恐らく「オペレーター経験ありの30代~40代の女性」を好むようです。
男性より女性の方が好印象。
若過ぎるよりはそれなりに落ち着いている印象がある方が良いなどの理由だと思います。
経験者であれば、システムは違っても話し方への指導は不要ですからね。
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向いている方は兎に角「マインドの強い方」はです。
嫌な対応をされても即座に切り替えられるハートがないと続きません。
引きづると次の対応にも影響を与えてしまいますからね。
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それに顧客だけでなく、会社側はチクチクと指摘する場合もあります。
退職者の多い企業は指導者側にも問題があるものです。
元々離職者の多い職場だからと決め込んでおり、幹部も敢えて改善をしようとしないのでしょう。
結果的には多額の教育費が流出していると思います。
それに入っては辞めていく職場状況は、古参のスタッフや若手職員にもジワジワと影響するものです。
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新人に加えて退職していくもので、新人トレーニングは行っているのにいつまで経っても充足率が上がらないスパイダルに入っている状況でしょう。
常に募集している職場は、求人が集まらないか、離職率が高いからだと推測できます。
条件が良いのに募集が常にされている企業は概ね後者の理由でしょう。
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ただ、割切って働けるのであれば短時間で高収入が得られるのは魅力です。
脱サラして副業を本業にしていこうと考えても家族を養ったりで安定した収入も確保しておきたいなら選択肢の一つかと思います。
条件以上働ければ社会保険にも入れますので、金銭的には負担が減ります。
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副業を早く本業として大台に乗せるまでの収入源としては良いと思います。
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