ゆで太郎、新宿にオープンし喜んでいたが、クオリティー最低

飲食店経営

4月末に新宿ワシントンホテル店オープン

ゆで太郎は「挽きたて」「打ちたて」「茹でたて」のチェーン店です。

HPより抜粋ですと

「「挽きたて」「打ちたて」「茹でたて」のおそばを提供する日本そばチェーンです。ゆで太郎のおそばは店内で少しずつ何回も製麺する自慢の高品質なおそばです。おつゆも1日に何回も店舗で丁寧に出汁を取り、決して手を抜きません。立ち食いスタイルのお店もありますが、ゆで太郎は「安くておいしい日本そば屋」であって、「立ち食いそば屋」ではないのです。」

と明記されてます。

蕎麦好きには嬉しい「3たて」を売りにしているゆで太郎は新宿にありませんでした。

ですので待望のグランドオープン(GO)で喜んでました。

立地条件は最悪

ワシントンホテルの地下1階であり一見ホテル内なので良い物件かと思いますが、全くそんな事はありません。

地下道でホテルに来る人は気づくでしょうが、地上を歩いている人には全く気付く事はないでしょう。

その上、店内構図も良くありません。

小さいL字のような店舗敷地となります。

一方の立てラインに厨房や製麺機を設置してもう一方のラインに客席。

ただこの客席エリアも三角上になり席数を確保するのは難しい構図です。

以前は入っていたのが、トマトラーメンが名物の「太陽のトマト麺」でしたが、7~8人座っていると窮屈感を感じるような作りです。

トマトラーメンは決して不味い訳ではありませんでしたが、集客に苦しんだかと思います。

最初は売りのトマトカレーが販売終了になり、その内閉店となってました。

日曜日休みになっていたのはいつからかはわかりません。

レント代がいくらか知りませんが、集客できないと売上が立ちませんからね。

都庁やNSビルの横ですが、新宿駅や西新宿ビル華街からは距離があるので、「目的来店客」を確保していかないと売上確保は難しい物件でしょう。

例え宿泊客が気にいっても、ホテルの宿泊客ですと再来店は期待できませんからね。

飲食店で大事なのはヘビーユーザーを如何に増やすかですからね。

その為には最低条件がレベルの高いQSCです。

新店だから妥協もするが

チェーン店のGOの場合は最初はトレーニングを兼ねて既存店からのヘルプで店舗運営が一般的です。

日が過ぎるに連れて自店舗スタッフで運営する。

トレーニングもヘルプから自店舗社員が行うようになっていくものです。

新店でのトレーニングは正直大変です。

ですが、新店ならではのスタッフのモチベーションがあります。

「皆が1からのスタート」との気持ちがある為、チーム力も高くなり和気あいあいとした空気感があるものです。

何度か来店しましたが、厨房の空気感は良いとは言えません。

オープンキッチンですので厨房内のスタッフが丸見えですが、スタッフは辛そうにしか見えず、重い空気を感じます。

それをフォローする社員の姿もありませんでした。

当然、サービスの質は悪いです。

オーダーを間違えられたり、セット品を忘れられる事もありました。

ただ、新店ですので「まぁ仕方ないかな~」と譲れるところです。

ただ、クオリティーは下げないで欲しいところです。

ゆで太郎の売りでもありますからね。

ですが酷いですね~

そばがゆでたてのはずが、箸で持ち上げようとするとくっついてました。

コンビニでそばを買うと見られるアレです。

「えっ!茹で立てでしょう」

となりますよね。

非常に残念な気持ちになります。

セットのかつ丼は卵が火が入り過ぎてどんぶりの端で固まってました。

かつは冷たく、白飯が熱々と言ったものでした。

かつ丼の要素が全て分離された状態です。

このかつ丼は忘れられていたので、「後からテーブルに届けます」と言われたものです。

ですので、その後すぐに調理されたのにこんなチープなものしか作れないのかと思ってしまいます。

かつ丼を知らない人が作ったのかと思うほどひどいものです。

1度カウンター脇でパソコンやらを広げテーブルを独占しているスーツ姿の男性を見ました。

恐らく本部スタッフかエリアのSV かと思います。

カウンター前で店員さんに気づいてもらえず、ウロウロする客がいましたがガン無視でした。

その後、店舗社員らしい人と談笑してました。

飲食経験者や従事者は多くいます。

そんな行動は見られている事への注意力もない会社かと判断されます。

逆風の中でいつまで営業するか?

物件は最悪。

そんな環境下で酷いQSCだとリピーターは期待できません。

今は無料トッピングチケットを配布してますが、5月末までの期限です。

いつまで営業されるか気になります。

客足が伸びなければ閉店も検討されるでしょう。

個人店や小規模チェーン店ですと3ヵ月もせずに閉店する事も珍しくありません。

ただ、ゆで太郎も場合はそれ相応の企業ですので早々閉店はできないと思います。

ランドオーナーとの契約は最低半年はしていると思いますが、それ以上に3か月閉店したとあっては企業ブランドに傷がつくでしょう。

その上、FC 展開が会社の戦略かと思いますので、容易に閉店してしまうと悪影響でますからね。

同じフロアーにはカプリチョーザや大阪王将などがありますが、8割程度入っているのを見た事はあります。

他にも飲み屋やカレー屋さんもあります。

飲みを売りにしている店舗は夜に客単価を上げての売上を伸ばす戦略でしょうが、ファーストフードの形態である事業は夜だからと客単価に期待できません。

抑々このレストラン街が繁盛して混み合っているフロアーとの印象はありません。

その上、ワシントンホテル新宿のHPを見るとGOから1か月近く経過するのに未だにゆで太郎ではなく前店舗の太陽のトマト麺が閉店と提示されてます。

ランドオーナーであるホテルもやる気ないのかなぁと思います。

こんな逆風のなかでいつまで営業するのか?

注目です。

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