出品者側から見た「メルカリで交渉が下手だなぁ~」と思う人

副業・転売せどり

出品者の心境を無視しての交渉

出品者側の立場で「購入交渉が下手だなぁ~」と思える人がいます。

間違えた交渉をすることで出品者が値引きするどころか、嫌ってしまいブロックされても不思議ではありません。

では、どんな人が交渉下手かと言えばリアル交渉でも同じです。

「出品者の心境を無視して自分の考えや思いだけをぶつけてくる人」です。

悪い印象を持たせてしまい、上手く行くものもいかなくなるではないでしょうか。

出品者は早く売りたいのは当然ですが、

実情は「値下げしたくない」「交渉はめんどうくさい」と考えている人は少なくないでしょう。

そこへ自分本位の交渉を持ちかけられたら・・・。

出品者がどのような心境かは少なからず認識しいると交渉にも良い影響を与えるはずです。

更に言うと中には匿名だからかわかりませんが、モラルの低い人も少なくありません。

「交渉しておいて返事をして来ない」、「価格変更後に連絡が途絶え購入しない」などの迷惑行為をされる方も珍しくありません。

また、交渉に応じるのも時間を費やします。

直ぐに返信を頂ける方なら良いですが、なかなか返信頂けなかったり、連絡毎に時間が開いたりされる方がいます。

出品者側としては、即時対応が誠意と考えますので他の事が出来ずにスマホ画面を気にしている事もあります。

出品者としてはそのような経験をしている人が多くいるで、「交渉」へ良いイメージが持てないのも理解頂けるかと思います。

「メルカリは交渉文化が根付いているから交渉は当たり前」と単に捉え交渉連絡した時に何故か冷たく対応された経験のある購入者もいるのではないでしょうか。

それは出品者の多くの人が交渉を必ずしも肯定的に捉えているとは限らないからではないでしょうか。

(購入者側でも値引きはして欲しいけど交渉はめんどくさいと考える方もいるようですが)

中には「交渉には応じてません」と明記されている出品者さんもいますよね。

出品者側の心境を把握せずに、購入側の言い分だけストレートに投げかけた交渉ではないと思います。

言い方を変えれば「それは交渉ではなく値引きの強要」とも言えます。

購入者の立場では1円でも安く買いたいと考えるのも当然ですが、出品者側との溝を作る原因になります。

交渉はメルカリ文化と言われますが、交渉しなくてはいけない規則もルールもありませんし、言われる程交渉が多いとも言えないのではないでしょうか。

数千件の取引経験からのザックリした感覚では、交渉してくる方は3~4割程度でしょう。

以外に少ないです。

しかもその内半分が、週末セール等の出品者側の投げかけに応じてのものです。

交渉する際は相手の立場や心境を理解して連絡する事で自ずと文面も変わってくるものです。

フォローしてリピーターになれば交渉もスムーズかもしれませんが、ほとんどが1回のみですからね。

因みにリピーターでの購入率は1回のみの交渉者よりも遥かに高く8割前後あると話す出品者もいます。

交渉下手な人の交渉方法

交渉下手な人の交渉方法として大きく3つあります。

1、常識外の大幅な値引きを提示してくる人

2、希望金額を提示せず、「いくらまで値下げできますか?」と探ってくる人

3、交渉中にやたら間を開けてスムーズな交渉をしない人

4、値引き額を強引に押し付けてきて、応じないと無視する人

などが挙げられます。

1、常識外の大幅な値引きを提示してくる

常識的に考えて頂ければわかる事ですが、

例えば10,000円で出品しているものを

「直ぐに購入するので5,000円でお願いします」

と連絡される方が来ます。

いきなり50%割引、半額と言われて「ハイ」と答える方も中にはいるかもしれませんが、ほとんどの方が対応を苦慮するでしょう。

購入者側は「ダメ元」と考えているのかのしれません。

(顔も氏名等の情報もわからないから・・・)

なんて考えているかもしれませんが、「常識がない人」かと嫌われるだけです。

量販店へ行き、10万円で販売されている冷蔵庫を店員に「現金で直ぐに買うから半額にして」とは言いませんよね。

同じだと思います。

出品者によっては即ブロックでしょう。

2、希望金額を提示せず、「いくらまで値下げできますか?」と探ってくる

これも困る対応です。

要は出品者側の出方を探っているのだと思います。

このような質問をしてくる人は値下げ金額を答えると、希望金額程に下がらないとその後無視して連絡してこない非常識な人です。

購入者がリピーターなら別です。

その購入者の考え方が少なからずわかるので、交渉に応じます。

出品者側も購入者がどんな人かわからないのに手の内は見せないものです。

購入者側の主張だけ考えず、出品者側のどんな購入者だろうと警戒心を持っているよわかればご理解頂けるかと思います。

3、交渉中にやたら間を開けてスムーズな交渉をしない

交渉する時間も互いにタダではありません。

出品者も仕事や家事に忙しいと考えて思えばわかってもらえるはずです。

車の運転中であれば一旦停止して待つこともあります。

料理中であれば火を消して待ってます。

仕事中であればて手を止めてスマホを注視している事もあります。

購入者側も同じく忙しいと思いますので、直ぐに返信が来ても対応できる時に交渉して頂けると良いかと思います。

交渉に間が開く事は購入者側には不利に働くとお考え下さい。

4、値引き額を強引に押し付けてきて、応じないと無視する

あくまでも「交渉」ですよね。

双方が合意して成り立つものです。

そこまでの過程も互いに相手を尊重する姿勢があるべきではないでしょうか。

ところが、一方的に自分の言い値を押し付けてくる人がいます。

例えば10,000円の商品を

7,000円にして欲しいと連絡があるとします。

さすが30%は厳しいですので、頑張って20%の8,000円でどうですか?と返信した時に良識ある人なら「では8,000円でお願いします」回答され交渉成立となります。

ですが、交渉下手と言うか強引な人は

「7,000円になりませんか」と再度連絡してくる人がいます。

「どうしても7,000円にして下さい」「7,000円しかお金がないんです」とあくまでも自分の金額に固執されます。

他には「7,000円にならないならいいです」と不貞腐れた文面を返す人もいます。

もっと酷い人は一切無視で返信がありません。

これは交渉でしょうか?

単に自分の要望の押し付けであり強要ではないでしょうか。

まだリピターであれば考慮します。

家族でも友達でもないのにちょっとどうかと思います。

匿名ゆえの行動なのでしょうか。

出品者の葛藤

出品者は値引き交渉に葛藤する事も少なくありません。

何との葛藤ですか?

自分との葛藤です。

原則的な考えは「交渉が来たら対応して早く売る」が正論です。

商品をいつまでも保管しているよりも早く現金化すべきです。

ですが、エグイ交渉が来ると構えてしまいます。

そんなに安くしなくても再出品したらもっと高く売れると考えてしまいます。

再出品する事で高く売れる事は多々あります。

ですが時間が必要です。

例えば8,000円で売りたい商品5,500円に値下げして欲しいと来たらどうします。

赤字にはならないけど薄利にしかならない・・・

なら6,500円で妥協しようと提案する。

ことはあります。

3割引は厳しいけどなんとか2割引きなら・・・

交渉の上手い人はなら6,500円でと交渉が成立します。

下手な人は「いや5,500円にして」と更に強引に主張してくる

交渉を楽しんでいる人は「なら6,000円でどうでしょうか?」と

小刻みに交渉してきます。

商品を本当に購入目的な人は出品者の金額に尊重してきますが、下手な人や交渉を楽しんでいる人はそんな事は関係なく攻めてきます。

ここで葛藤している心中を察している購入者さんは流石です。

押しだけでなく、引きも考え確実に商品を購入されます。

そんな主品者の葛藤などお構いなし購入者は商品を購入できるのでしょうか。

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