メルカリにおいて低価格で勝負してはいけない訳

副業・転売せどり

低価格での勝負では疲れ果てるだけ

フリマ文化として「不用品を持ち寄り、価格交渉をして少しでも安く買う」

と言った考え方そもそもあると思います。

恐らく最初はこの発想から生まれたフリマサイトがメルカリだと思います。

交流文化や物を大事にする、ごみを削減すると言った社会貢献のような形では素晴らしいと思います。

ですが、ビジネスとしてはどうでしょう?

手数料10%がメルカリの取り分です。

低価になれば取り分も減ります。

ですのでビジネスと言った観点では高い商品での取引が好まれるはずです。

一般の方よりも本業、副業に関わらず事業として行ってくれる層が使用頻度も高くを大事にしたいはずです。

とは言え、実際は事業としている層への対応は厳しいですが。(苦笑)

それはさておき、事業として行う側も低価の商品は扱うべきではありません。

当然と言えば当然ですが、体力は消耗するだけで儲けがなく、何れ退場する事になります。

リアルな商売も同じですが薄利多売は資本力のある企業の戦略であり、個人が行う戦略ではありません。

商売慣れしていない内は早く売りたいと気持ちが強く、値引きに注視してしまうものです。

メルカリからも値下げへの提案が頻繁に来ますよね。

また、仕入商品が売れないと困ると心配して安い商品ばかりを探し購入する人がいます。

ですが売れても薄利です。

勿論、たまには爆益が出る商品もあるでしょうが、それは稀に起こるレアなケースです。

では、具体的な例として

980円仕入れました。

値下げして1480円で売れました。

やったーと思いましたが、

1480円から手数料10%引かれ、安く送れルゆうパケット215円とします。

1480円-148円-215円-980円=粗利137円です。

ここから梱包材等の費用も引くと約100円となります。

10個売れても1,000円です。

商品を仕入、写真等を準備し出品、そして発送するのに費やした時間は1時間では済まないでしょう。

それならアルバイトした方が良いですよね。

アルバイトへ行けば時給1,000円以上の時代ですからね。

低価で交渉を楽しむ人たち

メルカリでの買い物を行う上で交渉するのを楽しみにしている人達がいます。

感覚的には500円以降~3,000円台ぐらいが多いようです。

自宅の不用品であれば100円でも儲かればな良いと考えも理解できますが、先ほどの事業としての考えからすると・・・。

先ほどの例えで言えば1,480円でも

更に「1,000円にしてくれませんか?」「1,280円なら買います」などとメッセージが届きます。

1,480円でも100円の利益しか出ませんので、これ以上安くすれば赤字です。

そもそも低価格では値引き自体厳しいですよね。

ですが、値引き交渉を楽しみたい人達は商品を購入する目的以上に交渉を楽しみたいようです。

それ故、交渉に応じないと購入頂けない可能性が高いです。

値引きを楽しみたい人たちを悪く言う意向ではありません。

単に商売として考えれば、値引きするにしてももっと高い価格帯にしないと商売として成り立たないと言った話です。

メルカリでの無難な販売方法

結論として値引き文化のあるメルカリでは、

それなりの価格帯で値引き前提に価格を提示し、交渉に応じ購入して頂くのがメルカリでは無難なやり方です。

それなりと記載したのは扱う商品によって価格帯が違いますからです。

最低でも5,000円以上として平均1万円台での販売が理想的です。

勿論、物販業の基本的な考えとして1つづつで利益を考えるのでなくトータルで考えるべきでしょう。

値引き文化は諸刃の剣とも言えます。

値引き交渉してそれに応じて値引きでした達成感を感じる事はできるでしょう。

しかし、元来値引きがなければ最初からもっと安い価格にて出品されていたとも言えます。

出品者側は値引きを想定して最初から高く設定せざる負えませんからね。

100円値下げなども含めメルカリのシステムですので、どうこう言っても仕方ありません。

そのプラットフォームの特徴を理解し上手く活用すべきかと思います。

メルカリに限らず、常に変化しているのが昨今の物販です。

常に研究し検証していく必要があります。

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