価格設定を考える上での要素10個
1,メルカリでの過去販売価格を調べましょう
同じ商品や類似商品が過去にどの程度の価格で取引されているか調べましょう。メルカリの「売れた商品」機能を使って、過去の取引価格を確認できます。これにより、現実的な価格設定が可能になります。
2,商品の状態を確認しましょう
商品状態に応じた価格設定を行うことが大事です。過去の販売価格を参考にして、未使用に近い商品なら定価の30~60%、使用感がある場合は定価の20~40%を目安にしましょう。あくまでも目安です。流行りのある物等では、価格帯は変わりますしビンテージものですと低価以上もありますからね。
3,送料の考慮しましょう
メルカリ文化は送料込みです。ですので、その分を価格に上乗せする必要があります。送料を読み間違えて価格設定してしまうと利益が減少するどころか、場合によっては送料負けになり赤字になってしまう事もあります。初心者の頃、多くの方経験した苦いあるある経験だと思います。
4,競合者の価格を確認しましょう
同商品や類似商品を販売している他の出品者の価格を確認し、それに応じて自分の価格を検討しましょう。ただ、Amazonであれば価格順に明確に計上されますが、メルカリは違います。型番等のある商品であれば比較的検索すれば比較しやすいですが、Amazonとは違い単に価格だけではありません。
これはメルカリでの販売する上で、優位になるかどうかは個々の見せ方だと思います。
ポイントは、商品名の文言と1枚目の写真です。
商品名のキーワード選びで間違えると競合者と同じように掲示すらされませんからね。また、1枚の写真が魅力ないと同価格帯であれば最初に購入候補から外されます。
競合者が多く同じ商品であれば、購入者は先ずは消去法で考えると思いませんか。
5,価格調整を考慮しましょう
メルカリは新しい商品が上位表示されるようにシステム化されてます。ですので、時間とともに自分の商品は下へ下がっていきます。多くの購入者は下がっていく商品を見て頂けません。また、下がれば衝動買いの機会も減ります。
そこで対策として100円値下げをします。最近ではメルカリでもメルカリでも「自動価格調整」機能を使うことで設定できます。ただ、業として行っている人の多くは時間指定等の多機能がある有料システムで行っています。
価格設定をする時点で100円値下げをする事を考慮する必要があります。
6,値下げ交渉への対策が必要です
メルカリでは、値下げ交渉の文化があります。最初に値下げする想定で価格交渉に備えないと利幅が減ります。出品者にとっては値下げはめんどくさい文化だと思いますが、値下げ交渉に応じた結果購入して頂ける事が多くあるのも事実です。交渉を断ったら購入されない事はザラにあります。
7、メルカリの価格設定ツールの活用しましょう
メルカリでは新機能が続々と設定されたます。「価格の自動設定」や「タイムセール」等の機能を活用することで、購入されるチャンスが増えます。どのように使いこなすかは人それぞれ試行錯誤する必要がありますが、どれにしろ値下げするものですので考慮しておく必要があります。
8,再出品時の想定をしておきましょう
上記5に類似しますが、100円値下げ以外に上位表示させる方法として再出品があります。一度商品を削除して再出品することで上位表示され新たな購入者の目に留まりやすくなります。ですので、幾らまで下げても売れない時は再出品するのか事前に想定しておくと良いです。
勿論、再出品しないでいくらであろうが売れるまで値下げして売り切ってしまう戦略も一つです。
再出品は自動で行える機能を提供して下さる方がおりますが、あくまでも自己責任となります。また、頻度が多いとメルカリ事務局より指導され出品に影響が出ますので注意が必要です。
9,売上手数料と粗利を配慮しましょう。
メルカリでは販売手数料が商品代金の10%かかります。これを考慮したうえで、利益が出るように価格を設定する必要があります。
仕入れ値ー売上手数料ー送料=粗利です。
10、経費を考慮しましょう
粗利=自分の取り分であhあありません。仕入の交通や梱包も無料ではありません。また、倉庫を借りたり人に手伝って貰えば人件費もかかります。最初は小さく行えば経費も少なく済みますが、規模が大きくなれば税理士と契約する事もあるでしょう。
転売せどりで儲けて行くとなると立派な事業となります。
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