メルカリの『いいね』を見逃すな!分析すると何がわかる
「いいね」が付いて単に喜ぶだけでなく、もっと分析し活用する事で売上につながるはずです。
「いいね数」を分析すると、次のような事が見えてきます。
1. 商品ページの魅力度
- 商品写真の品質: いいね数が多い場合、商品写真が効果的に魅力を伝えている可能性が高いです。写真の背景、照明、角度、ディテールが十分に見られていると判断できます。
- 説明文の明確さ: 商品の特徴や状態が詳細に説明されしっかり購入者へ伝わっているので、いいね数に影響していると考えられます。
2. 需要の測定
- 需要の高さ: いいね数が多いほど、その商品がマーケットで人気があり、購入を検討しているユーザーが多いことを示します。
- 価格設定の適正度: いいね数が多くなっても売れないのは、出品価格が高いと思われている可能性が考えられます。
3. 売れるタイミングの予測
- いいね数の変動: いいねが急増する時期や時間帯を分析する事で販売のタイミングを変えてみるヒントになります。例えば、週末や特定の時間帯にいいねが増えている場合、出品や価格調整のタイミングをその時間に合わせる事でより購入される可能性が上がると期待できます。
4. 競合との比較
- 競合者との優位性: 他の出品者のいいね数と比べる事で自分の商品がどのように見られているか判断する指標になります。
5. 購入意欲の判断
- コメント数との関連: いいね数が多いが、コメントが少ない場合は、購入までのハードルが何かしらあると考えられます。価格交渉や商品の詳細を確認したいユーザーがいるかどうかをコメント数と併せて分析する事でより精度の高い状況把握につながります。
これらの要素を総合的に分析することで、商品がどう見られているのかのヒントになり、どのようなアクションを取るべきかの道しるべになります。
勿論、数字のような聡明かつ明確な根拠として説明はできません。しかし、闇雲に販促活動を行うよりは方向性を決めやすいです。
このような材料を基に仮説を立て、実践し検証する事で経験値が上がり売上につながるものと考えます。
結構めんどくさい作業ですが、その分自分の考えが当たり売れた時は格別な喜びにつながります。
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メルカリの『いいね』を分析!どんな人が「いいね」している?
「いいね」をする人には、いくつかのタイプが考えられます。
単に購入予定での検討段階とも言えません。
1. 購入を検討中のユーザー
- 比較検討中: 複数の商品を比較して、どれを購入するか迷っているユーザー。いいねをすることで商品をお気に入りに登録し、後で再度確認するためのリマインダーとして使っています。
- タイミング待ち: 購入したいけれど、給料日やボーナス後など、購入のタイミングを待っているユーザー。
2. 価格変更を期待しているユーザー
- 値下げ待ち: 気に入っているけれど、現行の価格が予算オーバーで、値下げがあるかもしれないと期待しているユーザーがいいねをして値下げしないか定期的にチェックしている。
3. 情報収集・興味本位のユーザー
- トレンドウォッチャー: 最新のトレンドや人気の商品をチェックするためにいいねをしているユーザー。購入意思が強いわけではないが、商品の情報収集や他のユーザーの反応を見ていることがあります。
- デザインやスタイルに興味がある: その商品自体に購入の意志はないが、デザインやスタイルが気に入っているため、今後の参考にするためにいいねをすることがあります。
4. 転売目的の同業者ユーザー
- 転売を狙っている: 特に人気が高い商品や限定品にいいねをつけて、購入後に価格が上昇するタイミングを狙って転売しようとするユーザー。
5. 友人や家族に見せるためのユーザー
- 相談のためのマーク: 購入を決める前に、友人や家族と相談したいときにいいねをつけて、そのリンクを共有するためのユーザーです。どの程度の購買欲があるのか判断しにくい層です。
「いいね」をする理由や意図はユーザーごとに異なります。
「いいね」が10や20ついても秒読み段階で買って頂けるとはいかないの「いいね」の奥深いところです。
分析する事で商品の魅力や価格設定、購入意欲に合わせた戦略を考え行動する事で、自身のマーケティング能力が上がるのだ考えます。
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売上アップにつなげる効果的なアプローチ方法
いいねをしたユーザーに対して、効果的なアクションを取ることで、購入につなげる可能性を高めて行きましょう。
以下のアクションを参考にしてみてください。
1. 価格変更・値下げ
- タイムリーな値下げ: いいねが増えたタイミングで、少額の値下げを行うことで、購入意欲を刺激します。値下げ通知がいいねしたユーザーに届くため、再度商品ページを訪れて購入を検討する可能性が高まります。
2. コメントでの直接アプローチ
- 質問や要望の確認: いいねがついているが購入へ出品ページのコメント欄で「ご質問がありましたらお気軽にどうぞ」といった形でユーザーに声をかけることも有効です。これにより、ユーザーが抱えている疑問や不安を解消し、購入に導くことができます。
3. 商品の更新・リフレッシュ
- 写真や説明文の改善: 商品写真をより魅力的に撮り直したり、説明文を更新して詳細な情報を追加することで、再度ユーザーの興味を引きます。更新した内容が通知されることで、再度商品のページに訪れる可能性が高くなります。
4. 期間限定のオファー
- タイムセールや期間限定割引: いいねをしてくれたユーザーに向けて、「〇〇日までの期間限定でお得な価格にしました」とアピールすることで、緊急性を持たせ、購入を促進します。
5. 他の商品への誘導
- 関連商品の提案: いいねをしたユーザーが興味を持ちそうな関連商品や、他の出品商品をコメント欄や商品説明文で提案することも効果的です。たとえば「こちらの商品もチェックしてみてください」とリンクを貼ることで、他の購入につながる可能性があります。
6. 商品のアピールポイントの再強調
- 商品説明の強化: いいねが多い商品は、何かしら魅力があることを意味しますが、その魅力が十分に伝わっていない可能性もあります。説明文で商品の特長や利点を再強調し、なぜその商品が価値あるものであるかを明確に伝えます。
これらのアクションは、いいねをしたユーザーに対して、購入の一歩を踏み出させるための効果的な方法です。どのアプローチが最も効果的かは、商品の種類やターゲットユーザーによって異なるため、状況に応じて試行錯誤を繰り返すしかありません。
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活動は地道にコツコツと行う
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マーケティング活動はテレビ等では華々しく取り上げられ、「大成功!」「売上倍増!」等と表現されがちです。
ですが、実際は地味なものです。
結果も早々に出るものでもありません。
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実際、メルカリでアクションを積極的に行っている方でも反応され売上につながったのは5~20%ぐらいではないでしょうか。
正確な数値は発表されてませんのでわかりませんが、周りの方等の話や自分の経験からのものです。
ですので20アイテムへアクションして1~4個売れたら先ずは良かったと受け止めて頂ければと思います。ただ、その1回では効果がなかったが、ジワジワとジャブが効いて次回以降の購買につながる事もあります。
一部の天才以外は、結果が出なくても諦めずにコツコツ進める事が成功への王道だと思います。
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