アメリカのAmazon物販のメリット&デメリット
円安が話題になる昨今、海外せどり転売を耳にある機会が多いかと思います。
話題になるが中国輸入、ebay転売それにAmazonせどりが多いかと思います。
その中のアメリカのAmazonでの物販でのメリットとデメリットを紹介します。
メリット
- 広大な市場規模
- アメリカは世界最大の消費市場の一つであり、Amazonはその中心に位置しています。
- 膨大な顧客ベースにアクセスできるため、売上の増加が見込めます。
- 信頼性とブランド力
- Amazonは消費者にとって信頼されるプラットフォームであり、販売者もその信頼を借りることができます。Amazonの信頼性が大きな助けとなります。
- FBA(Fulfillment by Amazon)サービス
- FBAを利用することで、物流やカスタマーサービスをAmazonに任せることができ、販売者はマーケティングや商品仕入れに集中できます。
- また、FBAを利用すると、プライムメンバー向けの迅速な配送オプションが利用できるため、販売機会が拡大します。
- 世界的な販売ネットワーク
- アメリカAmazonでの成功は、他の国のAmazonプラットフォームへの展開も比較的容易にするため、国際的な事業拡大の足掛かりとなります。
- 広告とプロモーションのツール
- Amazonは強力な広告ツールを提供しており、販売者はこれらを利用して製品の露出を高め、売上を増加させることができます。
デメリット
- 競争の激しさ
- アメリカAmazonでは、同じカテゴリーで多くの競合が存在し、価格競争が激しいです。結果的に、薄利や損切になることがあります。
- 手数料とコスト
- Amazonのプラットフォーム利用料、FBAの手数料、広告費などのコストが高く、薄利多売になる可能性があります。
- 手数料はAmazon手数料だけではなく、アメリカへの配送料も大きなコストになります。
- その上、配送等の専門的な事は代行業者に依頼すればその手数料も更に負担です。
- プラットフォームの依存リスク
- Amazonに依存するしかなく、アカウント停止や規約変更などにより、ビジネスが大きな影響を受けるリスクがあります。違反警告や注意勧告が頻繁にあり、物販作業でないところで時間を費やすことがあります。
- 言語の壁による障害リスク
- Google翻訳などありますが、当然英語での対応になります。
- 言語のバックボーンとも言えるアメリカ文化に精通していないと単に翻訳では理解できない事もあり対応が困難な事もあります。
- 顧客サポートセンターの限界
- 日本語のAmazonのサポートセンターがあります。
- ですが、対応できる事が限りがあります。自身のアカウントや商品アカウントでは英語での対応を要求されます。
- その上、コピペ文面での送信メッセージでの対応しかしてもらえない事も珍しくありません。数回送ってもコピペ文面しか届かず、問題解決になりません。
アメリカAmazonの販売手順&ポイント
アメリカAmazonでの販売手続きには、いくつかのステップと注意点があります。
また、その過程にはいくつかの難点もあります。
販売までの主な手続きと、それに関連する難しさをまとめました。
販売までの手続きと難しさ
- アカウントの作成
- ステップ: Amazonのセラーセントラルにアクセスし、セラーアカウントを作成します。月額料金がかかりますが、販売に必要なの機能が利用可能です。
- 難しさ: アカウント作成時には、事業者の情報や税務情報、銀行口座などの詳細な情報を提供する必要があります。アカウントは非常に大事な生命線になりますので慎重に行う必要があります。
- 必要な書類の準備
- ステップ: アメリカで販売を行うためには、適切な税務登録やビジネスライセンスが必要になることがあります。
- 難しさ: 海外からの販売者にとって、アメリカの税務や規制に関する理解が必要です。手続きの知識や経験のない方のは代行業者を使わないと挫折しても不思議ではありません。
- 商品リサーチとリスティング作成
- ステップ: Amazonで販売する商品のリサーチを行い、商品情報を登録します。登録のない商品を登録販売する場合は難易度が上がります。
- 難しさ: 市場競争が激しい中、利益を確保し安定して早く売れる商品を探すの根気がいる作業です。
- 在庫の管理とFBA(Fulfillment by Amazon)の選択
- ステップ: 在庫管理の方法を決めます。FBAを利用する場合、Amazonの倉庫に商品を送ります。
- 難しさ: FBAの利用には手数料がかかり、在庫管理や配送に関するトラブルが発生することがありますが、解決するのは結構めんどくさいです。FBAを利用しない場合は、配送の手配と顧客対応を自分で行う必要があり、手間がかかります。税関を通す手続きが必要があります。
- 商品価格の設定とプロモーションの準備
- ステップ: 価格設定を行い、プロモーションや広告キャンペーンを設定できます。価格競争が激しいため、適切な価格設定がポイントです。
- 難しさ: 利益を維持しつつ競争力のある価格を設定するのは難しく、特に新規参入者にとっては価格設定のバランスを取ることが課題です。
- 商品販売と顧客対応
- ステップ: 商品が販売され始めたら、注文の管理と顧客対応が求められます。FBAを利用していない場合、発送や返品処理も自分で行う必要があります。
- 難しさ: アメリカ文化に熟知していないと消費者対応は大変です。顧客満足度を維持するために迅速かつ丁寧な対応が求められます。また、悪いレビューがつくと、売上に大きな影響を及ぼす可能性があります。
Amazon販売での障害の数々
確かにアメリカは日本より市場が大きく、Amazonは信用の高いプラットフォームです。その上メードインジャパンの商品は人気ありますので魅力的ではあります。
アメリカAmazonせどりはメリットとデメリットがありますのでよく検討し、戦略的に取り組むことが必須となります。
ポイントをまとめると5点
- 市場競争の激しさ
- アメリカのAmazon市場は競争が非常に激しく、特に人気商品カテゴリでは新規参入者が市場シェアを獲得するのは容易ではありません。
- アカウント管理の厳しさ
- Amazonの規約は厳しく、違反するとアカウント停止や商品リスティングの削除などのリスクがあります。特に新規販売者は、これらの規約をしっかりと理解し、遵守する必要があります。
- 手数料とコストの負担
- Amazonのプラットフォーム利用手数料、FBA手数料、広告費など、コストが高くなる場合があり、利益率を確保するのが難しいことがあります。それに加え日本からアメリカへの送料も安くありません。
- 法規制や税務の理解
- アメリカの法律や税務に関する知識が必要です。特に海外からの販売者にとって、これらを正しく理解し、遵守することが求められます。法律や規則への対応は厳しいです。知的財産に関連する商品情報を持っていないとアメリカへ出品してから強制的に取り下げられてしまいます。
- 言語と文化の違い
- 英語でのコミュニケーションや、アメリカの消費者文化を理解することが求められます。これに対応できないと、商品リスティングや顧客対応で不利になる可能性があります。
輸出販売やアメリカの生活文化等の知識や経験がある方にはハードルが下がるかもしれませんが、全くの素人が取り組むには難易度は低くありません。
それを克服するのは代行業者を使うしかありませんが、当然その分のコストもかかります。
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