副業コンサルタントとの契約前に知っておくべき!よくある被害事例&見抜き方

副業・転売せどり

コンサルタント料支払い後に失敗実例

副業ブームが盛んな昨今ですが、コンサルタントを受ける事で初期段階の労力や時間を削減しようとする考え方があります。

そのような考え方を拡張するかのようにYouTube等での勧誘や宣伝も増えているように思えます。

考え方は決して悪くありませんが、全くの初心者が優秀かつ相性の良いコンサルタントを見つけ、その指導を受けて目標金額を稼げるようになる確率は残念ながら高くないでしょう。

勿論、受講した本人の作業量や本気度により成果が出ない実例も少なくないと思います。

ですが、モチベーションを上げて取り組むつもりで高額な費用を投入したのに「こんなはずでなかった」と挫折するケースも多く、副業自体を止めてしまう事になってしまう方もいます。

原因の1つは何も知らない初心者ですとコンサルタントの話を聞いてもその話の信ぴょう性や再現性の判断ができない事です。コンサルタントの話を盲目に信じてしまい、お金と時間を無駄にしてしまいます。

では、どんな後悔をされているか?

副業コンサルタントに「騙された」「失敗した」「契約前に止めるべきだった」と感じた人々の声は、以下のようなものが多いです。

  1. 高額な料金を支払ったが効果がなかった
    • 「コンサルタントに数十万円を支払ったのに、結果的に何も得られなかった。具体的なアドバイスがなく、自分で調べて作業した方が良かったと感じた。」
  2. 費用支払い後に連絡が取れなくなった
    • 「費用を支払ったが、何度か話す機会はあったが、突然連絡が取れなくなった。紳士的な対応だったので全く予測できなかった。ZOOMでの面談であり、住所も電話番号も不明でありどうにもならない。」
  3. 過大な期待を抱かせる
    • 「すぐに儲かると言われたが、実際には全く収入が得られなかった。後から考えると、無理な話だったと思う。」
  4. 契約後のサポートがない
    • 「コンサルタント契約を結んだ後、ネット検索で見るような情報をPDFで送られてきただけでサポートが全くなかった。質問しても返信がなかったり遅く、結局一人でやらなければならなかった。」
  5. 返金がされなかった
    • 「成果が出なかった場合の返金を約束されていたが、返金を求めても無視された。」

これらの話は、良く聞く実例です。

正直詐欺とも言えますが、実際に警察に動いてもらったり、民事裁判にするのは難しいのが実情です。コンサルタント身元の特定や詐欺の立件が難しかったり面倒、費用が少額訴訟レベルなどがその理由です。

法務関連に従事していない一般人が実際に動くのは大変ですし、金額を取り返すのに弁護士に依頼したりする費用やその時間を考えてしまうとなかなか行動に移せないものです。

不誠実なコンサルタントは、このあたりの事情をよく理解しているところが悔しさを倍増させます。

中には詐欺行為をしておきながら脅かしようなコメントを送ってくる輩もおり、常識では考えられません。もう関わりたくないと思わせ支払ったお金を諦めさせるのが狙いでしょう。

ではコンサルタントを選ぶ際の注意しなくてはいけない点ですが、見抜くことはできるのでしょうか?

契約前に怪しいと感じるポイント

副業コンサルタントとの契約前に「怪しい」と感じたポイントには、以下のようなものがあります。

  1. 過剰な成功を強調する
    • 「短期間で簡単に大きな収益を上げられる」といった、現実的ではない成功例を強調してくる。成功事例が具体的でなく、曖昧な場合は注意が必要です。
  2. 契約を急がせる
    • 「今すぐ決めないとこのチャンスはなくなる」「応募が多く本日迄」「貴方だけ特別に今なら間に合います」といった形で、急かされると不信感を持つべきです。冷静に考える時間を与えないようにする手口は、怪しいです。
  3. 実績の証明が曖昧
    • コンサルタントの実績や成功事例が、具体的でなく検証できない場合も怪しいです。証拠を求めても提供されなかったり、曖昧な説明で済まされたりすると危険。
  4. 高額な初期費用
    • 相談料や指導料として高額な費用を提示してきます。ただ、その直後に分割での支払いを提示し易く見せてくる手口です。「無理だなぁ」と思わせておいて「やっぱ行ける」と感情の変化を狙った手法です。もしくは比較的低額な金額で入学させておいて、入会後すぐにいくつかオプションを紹介してくるパターンも多いです。オプションに入らなければ講座が成り立たないようになってますので、仕方なく入るように仕向けるパターンです。
  5. 契約内容が不明確
    • 契約書の内容が不明確で、具体的なサポートの内容や返金ポリシーが曖昧なケースが多くあります。カリュクラムが多く複雑になっていると即座に理解が追い付きません。入会後に確認していきましょうと口約束だけで契約を進めようとする場合も注意です。
  6. 口コミや評判が悪い
    • インターネット上での評判や口コミが悪い、あるいは評判が全く見つからない場合は、怪しいと感じる要因となります。名前、屋号、スクール名を変更している場合もあります。但し、同業者による偽コメントもありますからよく確認が必要です。

これらの怪しいと感じたら流さずに警戒すべき、止める選択も用意する余裕が必要です。

彼らはバカではありません。個々の記載してあるような事を巧妙にかつ複雑に組み合わせ行います。慣れていない素人はカモになります。

信頼できるか確認方法はあるか?

コンサルタントが信頼できるかどうかを確認するのは正直大変難しいです。

それに信頼できても、自分を成功に導いてくれるかはまた別問題です。

先ずは絶対的に詐欺でないか?は確認する必要はあります。

その次に自分にとって必要か見極める必要があります。

見抜く方法はいくつか参考に挙げます。

実績の確認

  • 過去のクライアントの成功事例: 実際にコンサルタントが過去にサポートしたクライアントの成功事例を確認します。可能であれば、受講した人の話や実際の成果やサポート内容を見えると良いでしょう。(人数は多い方が良いです、少ないと偽装も考えられます)
  • 実績の証拠: 実績を示す具体的なデータや証拠を確認します。単月だけは信ぴょう性に欠けます。

評判や口コミの調査

  • オンラインレビュー: インターネット上でそのコンサルタントに関するレビューや口コミを探します。特に、信頼できる第三者のレビューサイトやSNSでの評価をチェックすることが重要です。とは言え、その情報自体の信ぴょう性を確認するのも難しいです。
  • 業界内の評判: コンサルタントが属する業界内での評判や評価を確認します。業界のイベントやコミュニティでの評判を聞くのも有効です。

契約内容の詳細な確認

  • 契約書の内容: 契約書を詳細に確認し、不明点があれば必ず質問します。契約書には具体的なサポート内容、料金、返金ポリシーなどが明確に記載されているべきです。よくあるのがその場ですぐに入会サインをするように促し、契約書を持ち帰って熟読させません。また、よく読めばコンサルタント側が有利になっている記載になっているものがほとんどです。
  • 家族や友人へ相談: 契約内容が小さな文字で多く記載あると見落とす可能性があります。周りの人に注意深く見てもらえると読み解けるでしょう。

信頼性の確認

  • 資格や認定証の確認: コンサルタントが業界で認められている資格や認定証を持っているか確認します。これは、専門知識を持っていることの証拠となります。
  • 業界団体のメンバーシップ: コンサルタントが信頼できる業界団体や協会のメンバーであるかを確認します。これにより、一定の倫理基準に従っているかを確認できます。

コミュニケーションの質

  • 初回の相談や面談: 初回の相談や面談の際に、コンサルタントがどれだけ誠実で透明性のある対応をしているかを確認します。質問に対して明確な回答を注意深く聞きましょう。実際にその副業を行っていると話の質や信ぴょう性が見えてきます。
  • コミュニケーションの頻度: コンサルタントが適切な頻度で連絡を取り、進捗を報告してくれるかどうかを確認します。

返金保証やトライアル

  • 返金ポリシーの有無: もし成果が得られなかった場合に返金保証があるかどうかを確認します。これは、コンサルタントが自分のサービスに自信を持っているかを示す指標になります。
  • トライアル期間の提供: 一部のコンサルタントは、トライアル期間を提供している場合があります。この期間を利用して、サービスの質を確認することができます。

直感を信じる

  • 最後に、直感も無視してはいけません。もし何か違和感を感じるのであれば、その感覚を大切にし、慎重に判断しましょう。

残念ながら最初から完璧なコンサルタントを見つけるのは至難の業です。

調べるだけで時間も膨大な量を使うでしょう。

その上、安心できる人でも自分との相性が良いとか、教え方が上手い・自分に合うなどは受講しないとわかりません。

時間をかけるならコンサルタント選びでなく、作業へ向けるべきでしょう。

数をこなせば経験や知識が身に付きます。

コンサルタントが必要になればそれからでも良いかと思います。

もし受講するとしても過剰な期待はすべきではないでしょう。

期待の半分でも得られればラッキーぐらいで、場合によっては捨てたお金と思うぐらいでないと無駄な時間や精神的な負担になりかねません。

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