転売せどりの初心者が陥りがちの価格の値下げ戦略!結果どうなっているか?

副業・転売せどり

価格を下げるだけでは何れ退場になる

昨今の副業ブームで転売せどりを始める方が多くいます。

市場が活性化され良い事だと捉える一方、間違えた参入の仕方をして市場を混乱させる動きもあります。

プラットフォームは積極的に価格の値下げを推奨します。

なぜなら値下げした方が売れ易いからです。

確かにその通りであり、一時的には購入者にはメリットだと言えます。

ですが、その後どうなるか?

新規参入者は値下げして売れても薄利もしくは赤字ですので、そのような状況が続けば市場から退場し転売せどりを辞める結果になる人も多くいるでしょう。

価格帯の下がってしまった商品は、プロのせどらーは仕入れません。

市場から商品が減れば、その商品価値が希少性の考えでまた上がるでしょう。

ただ、そこに至るまでの年数はわかりませんので、当分は仕入対象市品ではなくなります。

商品の行方はさておき、新規で参入したせどらーにとって単なる値下げは、結局のところ儲けにならないという事です。

新規参入者が積極的に価格を下げることで、薄利になってしまう現象は、転売せどりにおいてよく見られます。

この現象にはいくつかの要因と、その結果生じる問題があります。

価格値下げの要因

競争への焦り
新規参入者は、他の出品者と競争する中で、商品が売れないことに焦り、価格を下げる傾向があります。

市場の知識や経験が浅い場合、売れない原因を「価格が高すぎる」とだけ捉え、無計画に値下げを行ってしまうのです。

短期的な売上を重視
初心者は、利益よりも「売れた」という結果に満足しがちです。

そのため、利益率を考慮せず、販売数を増やすために価格をどんどん下げてしまい、結果的に薄利多売の状況に陥ります。

ただ、その目的がメルカリであれば絶対に評価が付きますので、評価数の増やすアカウント作りなら納得できます。Amazonやヤフオクではそうはいきませんが。

利益計算の甘さ
初心者は、送料やプラットフォームの手数料を正確に計算していないことが多く、価格を下げても利益が出ると勘違いすることがあります。

価格を下げすぎることで赤字になってしまうこともあります。

値下げが続いた結果、どうなる

薄利多売で疲弊
価格を下げすぎると商品から得られる利益が極端に少なくなります。

結果的に大量の商品を売らなければならない状況に追い込まれ、労力に見合わない利益となります。、この状況が続けばせどりを続けるモチベーションが下がります。

市場の価格破壊
値下げ競争が激化すると、市場全体の価格が下がり、他の出品者も利益を確保しにくくなります。

このような「価格破壊」が進むと、健全な競争が崩れ、商品価値が崩れ販売持続できなく可能性があります。

商品の価値低下
商品の価格を過度に下げると、消費者にその商品が「安価な、価値のないもの」という印象を与える可能性があります。

これは長期的には、ブランドや商品のイメージを損なうリスクがあります。新品商品ですとメーカーや代理店が嫌がりいろいろな介入が考えられます。

改善策はあるのか

市場リサーチを徹底する
値下げに頼るのではなく、まず市場の動向を把握することが重要です。

人気商品や需要の高い商品の適正価格を知ることで、無理に値下げせずに販売することができます。

差別化戦略を取る
値下げではなく、商品の付加価値や説明、写真の質などで他の出品者との差別化を図ることが効果的です。

中古品で良好な商品状態であればアピールする事で興味を持って頂けます。また、ヴィンテージ商品は高価でも人気がありますので、そのような商品を出品するのも1つです。

また、写真や丁寧な説明文は、顧客に安心感を与え、価格よりも価値に注目してもらうチャンスです。

利益率を最優先に考える
価格を設定する際には、送料、手数料、仕入れ価格を考慮したうえで、最低限の利益を確保できるようにすることが重要です。

利益率を常に意識し、値下げしすぎないように注意します。

価格競争に巻き込まれず、価値を提供することで長期的に稼ぎ続ける事につながります。

商品よって出口戦略を立てて出品する事も大事です。

スーパーや量販店が激安商品を店頭に並べ、客寄せを図ると同じ考えです。

ヤフオクであれば1円出品をしつつ、高値置き商品を用意するなどすると効果的です。

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